6/12 中日戦
試合は、ドラゴンズの守備のミスからライオンズが逆転に成功し、そのまま逃げ切り勝利を収めました。ヒーローインタビューには武隈、秋山、浅村と3人が登場しましたが、残念ながら3人も登場するようなゲーム展開ではありませんでした。勝たせてもらったというのが正直なところです。
今日勝ったライオンズはこれで8カード連続負け越しなし。交流戦は4カード連続勝ち越しとなりました。勝率も再び5割に戻り、貯金に向けて来週のロード6連戦です。
スタメン起用選手
この試合では、前の試合でスタメンを外れていた栗山と中村がスタメンに戻ってきました。監督、コーチが判断してスタメン起用になったわけですが、本当にイケると思ったのか正直疑問です。
栗山は2安打を放ち、ベンチの期待に応えました。
一方の中村は、ノーヒットです。特に1アウト1,2塁、2アウト1,2塁、1アウト2塁の場面で打席が回りましたが、結果は3打席ともに凡退です。まったく打てるような雰囲気すらなく、完全にブレーキでした。
中村は下半身の調子が悪いとのことですが、悪いのであれば起用するのは間違いです。完全に首脳陣の采配ミス、選択ミスでしょう。
ライト森
さらには、森のライト起用です。中日が勝ち越したライトオーバーのスリーベースは、森があと一歩で追いつくところでした。ということは、金子、斉藤、木村文であれば追いつく可能性が多分にあったわけです。野上は打たれた瞬間、打ち取ったような顔をしていましたが、抜けたのを見てガックリしていました。
森は1軍復帰以降ずっとライトで使われていたため、一概に采配ミスということはできないかもしれません。しかし、森のライトは早めに交代されている状態ですので、ベンチとしてもライトに穴があることは重々承知しているわけです。この1点はベンチの采配に責任があると言えるでしょう。
斉藤の走塁ミス
そして極め付けは、6回の攻撃です。2アウト1,2塁で2塁ランナーを森から斉藤に代えました。ここで、金子のショートへの深いゴロに対して、斉藤はサードをオーバーランしてしまい、サードタッチアウトとなりました。2アウトなので、外野に抜ければ斉藤はホームまで帰る勢いです。
サードコーチは大きなジェスチャーで止める必要がありますが、左手一本で「待て」と簡単に止めただけです。オーバーランは斉藤を責めるわけにはいかないでしょう。選手は一生懸命やっていますが、首脳陣が足を引っ張ってはいけません。
ここ最近はなんとか勝っている状態ですが、ミスで負けが込んでしまうことだけは避けてほしいところです。