6/7 第57戦 巨人-西武 金子から秋山へのつながりが機能して巨人に快勝!

ライオンズの57戦目

ライオンズの57戦目は、西武プリンスドームに戻って交流戦首位の巨人との3連戦の初戦です。

菊池は四球が多く苦しいピッチングでしたが、7回まで巨人を2点に抑え、3連戦の初戦をライオンズが取りました。これで交流戦はジャイアンツに並んでライオンズと首位に立ちました。

スコア

西武プリンスドーム 西武1勝0敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
西武 0 1 0 3 2 0 0 0 × 6

勝利投手:菊池
敗戦投手:田口
(巨人)田口、田原、戸根、宮国、西村-小林
(西武)菊池、バスケス、佐野-炭谷

ダイジェスト

ライオンズは2回に四球の金子が盗塁を決めた後に、秋山のタイムリーヒットでまず先制した。

しかし4回、菊池が急に乱れ、2四球からタイムリーツーベースヒットを打たれてジャイアンツに逆転を許した。

逆転された直後、ライオンズはクルーズのエラーでもらったチャンスを活かして、金子の同点打、秋山の逆転打で試合をひっくり返し、2点のリードを奪った。

さらに5回、再び森のヒットからチャンスを作り、2アウト2塁から鬼崎がタイムリーヒットを放ち5点目。さらに満塁から栗山の押し出しでリードを4点に広げた。

菊池は7回115球2失点でマウンドを降り、バスケス、佐野が無失点で繋ぎゲームセット。

試合の詳細

最近3試合で無失点の菊池は、その勢いのまま初回は簡単に巨人打線を三者凡退に抑える。

先制点は2回、2アウトから金子が四球で出塁し盗塁を決める。続く、秋山の打球は、三遊間にレフト前に達し、金子が2塁から俊足を飛ばしてホームイン。本塁クロスプレーでビデオ判定となるが、金子の足が早くベースタッチしており、先制点が認められた。

しかし、菊池は4回ノーアウトから2連続四球を与えてピンチを招く。バントでランナーを勧められて1アウト2,3塁となり、クルーズに逆転の2点タイムリーツーベースヒットを浴びた。栗山が打球をグラブに当てていただけに、取れなかったのは残念であった。菊池の連続無失点は23イニングで途切れた。

逆転されたライオンズであったが、すぐに点を取り返した。4回裏、先頭の森がヒットで出塁したが、炭谷が送りバントを失敗する。続く鬼崎の打球は2塁の名手クルーズへの打球となり、ゲッツーで万事休すと思われた。しかし、クルーズが捕球できずエラーとなり、1アウト1,3塁のチャンスをもらった。

このチャンスに金子が初球を叩き、レフトへのタイムリーヒットでまずは同点に追いついた。さらにが秋山がセンターへフェンスダイレクトとなる逆転の2点ツーベースヒットを放った。またしても金子、秋山の働きで点を奪い、逆転に成功した。

さらに5回、再び森のヒットからチャンスを作り、鬼崎が交代したピッチャー戸根の初球を狙い打ってタイムリーヒットで追加点を奪った。攻撃の手はまだまだ緩めず、金子のこの日2本目のヒットと秋山の四球で満塁として、栗山が厳しいコースを見極めて押し出し四球を選んだ。

菊池は7回2失点でマウンドを降りた後は、バスケス、佐野がきっちりと抑えてジャイアンツに先勝。菊池は4連勝で自身の貯金が1となるとともに、ライオンズは借金返済まで1と迫った。

試合を終えて・・・

菊池は四球で崩れかけましたがなんとか2失点で踏みとどまりました。4連勝しましたが、完投はありません。もう少し四球を減らすピッチングが必要でしょう。

下位打線がいい働きをしています。鬼崎、金子から1番の秋山に続く流れが機能すると勝利が近づきます。秋山は心配ありませんが、鬼崎、金子がこの調子を維持できるかが今後のカギです。

9回には佐野が登板しました。巨人との3連戦の3戦目には佐野が先発との報道も見かけましたが、実際はどうなるのでしょう。この試合で登板したことを考えると、さすがに佐野の先発はないと思いますが・・・

さて、明日は高橋光成の先発です。3連続完投を目指して、そして借金完済を目指して、明日も勝利だ!

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