本格化し始めた菊池雄星

菊池雄星

今シーズン初めて開幕投手に指名された菊池は、開幕投手に指名されたプレッシャーからか、シーズン当初は勝ち恵まれないピッチングが続きました。

3,4月は、1勝4敗とあいかわらず一人でバタバタするピッチングを続けていました。しかし、5月以降は、4勝1敗で菊池個人の借金も完済し、防御率も2.45まで下がってきました。

特に、ここ3試合は、20イニングを投げて無失点で3連勝を飾っています。

昨シーズンは交流戦で3戦負け無しでした。今年もすでに交流戦で1勝を挙げています。去年と同様のピッチングをできるかが借金を減らしてきているチーム浮上のカギとなるでしょう。

本格化へ

菊池はもともと力のあるピッチャーですが、ようやく本格化に向けて歩み始めたと言っていいでしょう。菊池の本格化への歩みは、炭谷の「勝てる投手になれ」とのアドバイスがきっかけとも言われています。

試合中に余計なことをいろいろと考えて一人でバタバタしてしまい、痛打されることが多かった菊池ですが、このところはバタバタすることも減ってきています。

四死球が減り、球数も減り、特に、6/1のDeNA戦では11三振を奪いながら、7回を100球といいペースで投げられるようになっています。

余計なことを考える暇があるなら、高橋光成に指摘されたダサいガッツポーズを変えることを悩むくらいの余裕を持ってほしいところです。

また、本格化しつつあるとは言え、まだ1完投です。すでに2完投の高橋光成に負けないように、リリーフ陣を休ませることができるように、これからはもう少し長い回を投げることも必要です。

今後も、本格化へ突き進む菊池の投球には目が離せないでしょう。

コメント

  1. ザンザス より:

    楽天戦で無失点だったのに早めに降板した試合で、インタビューでは信用されてないのでかえられましたといってましたが実際はかるく肘に炎症が出ていたそうです。その辺も考慮して首脳陣が球数100球前後で無失点でも交代をさせているのが現状なのではないでしょうかと思われます。しばらくこの状態でいくのではないかと予想しています~。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      信頼されていないと言っていたのは3戦前のロッテ戦ですね。その後、2試合投げているので、もうそろそろ完投してもいいのかなとも思っています。

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