6/5 阪神戦
延長12回、栗山のタイムリーヒットで勝ち越し、最後は小石がプロ初セーブを挙げて逃げ切り、ライオンズは甲子園での阪神との3連戦を勝ち越して終えることができました。
秋山、栗山の猛打賞、リリーフ陣の踏ん張りと評価できる点はあります。
しかし、前日の試合に続き、この試合もミスのオンパレードでした。
まずは、4回サード金子のサードゴロエラーです。先発の野上はこのエラーで許したランナーに得点を許さず事なきを得ましたが、金子は2日連続のエラーです。
ここ最近はずっと金子をサードで先発起用し、早めに永江に代える作戦をとっています。金子の守備を信用していない結果です。
したがって、金子のエラーは明らかに首脳陣の責任です。
この試合は延長までもつれた試合となりました。結果的にエラーで失点しなかったことはよかったものの、一歩間違えば9回で敗戦となっていた試合です。
さらなるミス
10回には、永江の送りバントがフライとなりランナーを送ることができませんでした。
11回には、木村昇吾の送りバントは送れないどころか、最悪のゲッツーとなりました。
守備のエラーだけでなく、送りバントのミスも目立ちます。特に、送りバントは今シーズンに限らず、昨シーズンから失敗が目立っています。
ホームランを打ちまくる野球もいいですが、もっと基本に立ち返って、キャッチボール、送りバントを確実に行う野球が求められます。
なんとか阪神に勝ち越して、交流戦に入り2カード連続で勝ち越しを決めましたが、ミスが続く展開では試合がどう転んでもおかしくありません。
さらに、このところは、菊池、高橋光成以外の先発投手陣が崩壊寸前です。
岸が戻ってくるとはいえ、これからさらに暑くなる時期に向かって、先発、守備、バントに不安でいっぱいです。