バンヘッケンの先発試合
成績不振のため2軍で調整を続けていたバンヘッケンですが、久しぶりに1軍で先発となりました。
試合は、ライオンズが先制、中押し、ダメ押し、と着々と点を重ね、打っては15安打12得点、メヒアの2発のホームランもあり、阪神に大勝しました。勝ち投手は、3イニングを無失点に抑えた佐野で、プロ初勝利となりました。
一方で、バンヘッケンの投球は、まるでふがいない内容です。4回0/3 93球 被安打7 失点3の成績です。
まず4回に、5安打を集中されて3点を失いました。そして、5回に鬼崎のエラーもありましたがノーアウト1,2塁のピンチを招いたところでこの試合も早々に降板となりました。メヒアの満塁ホームランで4点を先制してもらいながらの体たらくぶりです。
四死球はゼロだったものの、依然として球数は多い点は、先発投手として致命的です。
この試合のヒーロー
メヒアが2本塁打6打点と大暴れでした。また、佐野がプロ初勝利でヒーローインタビューに登場しました。しかし、この試合のヒーローは何と言っても小石でしょう。
5回の鬼崎のエラーも絡んだノーアウト1,2塁のピンチの場面での登板でした。スコアは4-3の1点差で、ここで同点あるいは逆転となれば流れは完全に阪神です。
小石は、まずは先頭打者のヘイグをピッチャーゴロ併殺。四球を挟んで狩野を空振り三振でガッツポーズで同点のピンチを無失点で切り抜けました。
今シーズンの小石は、コントロールも改善され、非常にいいピッチングを続けています。昨シーズンブレイクした武隈に続いて今シーズンは小石のブレイクです。今後も中継ぎのキーマンとしての働きが期待されることでしょう。
勝ち投手は佐野になりましたが、小石に勝ちが付いてもよかったような気がします。
今後のバンヘッケンは?
交流戦は6連戦があと2回あります。
ライオンズの先発陣では、佐藤勇が2軍に降格となり、多和田も明日の登板で白星を挙げられなければ、来週の先発があるか微妙なところです。岸が復帰するとはいえ、依然として手薄な先発陣です。
そのため、バンヘッケンは、交流戦の間は先発として起用される可能性があります。あるいは、新加入のポーリーノに代わってしまうかもしれません。
いずれにしてもバンヘッケンに残されたチャンスは少ないでしょう。バンヘッケンがBANされる日も近い?
コメント
バンヘッケンはダメですね。
岸はいつ復帰するのでしょうか?もう1回ファームで投げるという噂も聞きましたが、巨人戦見に行くので、岸見たいです。
バンヘッケンは大人の事情もあるのでしょうね・・・
岸は2軍で8日の楽天戦の後、17日のヤクルト戦で復帰との情報です。
ありがとうございます。
17日に神宮に乗り込む予定なので、楽しみです。