守備力を犠牲にして攻撃力を重視する采配の是非

森友哉の昇格に伴うライトの守備

5/31に森友哉が1軍に昇格し、ライトでスタメン出場しました。

森が昇格する前までは、金子がライトの守備についていました。しかし、森のライトスタメンに伴い金子が押し出されるようにサードに回りました。

中村が守備につける状況ではなく、指名打者に専念しているため、森の打力を活かすためにはライトで起用することになってしまうことは致し方ないでしょう。

森は昨シーズンもライトで出場していましたし、2軍の試合でもライトで出場しています。肩も強いので、森がライトに入ることで外野の守備力が落ちてしまうということはないでしょう。

しかし、問題は金子の起用法です。

内野の守備

ライトから押し出された金子はサードでスタメン出場しました。

金子の本職はショートですが、ショートはここ最近は鬼崎が守っています。鬼崎はショートだけでなく、サードやファーストを守ることもできます。

金子を本職のショートではなくサードで起用したこと、サードも守れる鬼崎をショートで起用したことのベンチの意図を推測すると、金子にはショートは守らせることができないという判断があるのではないかと思われます。

つまり、金子にはショートを守らせることはできないが、サードならOKだという判断でしょう。ここ最近サードを守っている木村昇吾が鬼崎に代わってショートで途中出場したことからもその判断が伺えます。

しかし、ショートがダメならサードでもダメです。

余談ですが、5/31のDeNA戦の前に行われたイースタンリーグのDeNA戦では金子が1番サードで出場しました。もしイースタンリーグの試合でエラーを犯していれば、金子のサード起用はなかったのでしょうか。

いずれにせよ、金子のサード起用によりの内野の守備力は下がったと見るのが妥当です。金子は9番でいい繋ぎをしていますが、守備力の低下を補うだけの打力を金子が備えているとは言えません。しかし、首脳陣は金子の最近の繋ぎを重視したということでしょう。

守備力を軽視すると、4月に何度も見たようにエラーの連発が起きてしまいます。あんな醜い試合はもう見たくはありません。

金子のサード起用が果たして今後吉と出るのか、凶と出るのか・・・

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