5/31 第51戦 DeNA-西武 四死球のランナーをすべて生還させた佐藤が5失点で交流戦は黒星スタート

ライオンズの51戦目

交流戦が始まり、ライオンズの51戦目は、セ・リーグでここ最近絶好調のDeNAとの3連戦です。

佐藤が失った序盤の5失点が最後まで響き、反撃も及ばずライオンズはDeNAとの初戦を落としました。

スコア

西武プリンスドーム 西武0勝1敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
DeNA 1 0 0 3 1 0 0 0 0 5
西武 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2

勝利投手:モスコーソ
セーブ:山崎
敗戦投手:佐藤
(DeNA)モスコーソ、三上、田中、山崎-戸柱
(西武)佐藤、小石、中崎、武隈-炭谷、岡田

ダイジェスト

ライオンズの先発佐藤は、相変わらず制球が定まらないピッチング。四球、死球で出したランナーをすべてホームに返してしまうピッチングで5回を投げて5点を失いマウンドを降りた。

佐藤の後を受けた小石、中崎はDeNAに点を与えず、ライオンズの反撃を待った。ライオンズの反撃は、まずは6回、メヒアがソロホームランを放ち1点を返す。さらに8回、満塁から森が押し出しを選び1点を返す。しかし、続くチャンスはDeNAの田中に抑えられ、ライオンズの反撃は2点で終了。

結局、佐藤が失った5点が大きく、ライオンズはDeNAとの初戦を落としてしまった。

試合の詳細

ライオンズの先発佐藤は初回から制球が定まらず、四球のランナーに簡単に盗塁を許した後、2塁打を打たれて先制点を奪われた。

さらに4回、先頭打者にヒットを打たれ、続く筒香を0-2と追い込んだものの死球を与えてピンチを招く。ここで死球の直後の初球が高めに抜けたところをロペスに狙われ、スタンドに運ばれてしまった。筒香への悔やまれる死球となってしまった。

続く5回、死球のランナーに対してまたしても簡単に盗塁を許してしまいピンチを招く。2アウトを取るが、2アウトから筒香にセンター前にタイムリーヒットを打たれて5点目を失った。

佐藤は、死球、四球、さらには盗塁と、四死球のランナー3人に得点を許し、ほぼ自滅と言ってもいいピッチングであった。

ライオンズの反撃はメヒアのソロホームランで4点差。さらに8回裏、2本の安打と死球で1アウト満塁のチャンスを作る。ここでこの日昇格したばかりの森の一発が期待されたが、押し出し四球を選び、3点差。

なおも満塁のチャンスであったが、代打竹原が三振、続く岡田がセンターフライで追加点を奪えずチェンジとなった。DeNAの田中がリリーフでアッパレであった。

同点のチャンスを逃したライオンズは、最終回DeNAの守護神山崎にきっちりと抑えられゲームセット。

試合を終えて・・・

佐藤は四死球をどうにかしないと今後も自滅のピッチングが続いてしまうでしょう。自滅するだけでなく、守りからリズムを崩して攻撃にも悪影響が生じてしまいます。

さらに、簡単に盗塁を許してしまう点も改善しなければなりません。佐藤が許した2つの盗塁は、炭谷も2塁に送球できないくらい、完璧にスタートを切られてしまいました。次の登板で改善できるか否かが今後の1軍への生き残りにかかってきます。

勝利を呼び込めなかったもののリリーフの左腕3人は無失点でナイスリリーフでした。前のカードでリリーフ陣が失点していただけに、明るい材料です。

この日昇格した森は、チャンスでヒットこそ出ませんでしたが、押し出し四球で1打点でした。明日はチャンスでの森の一本を見たいところです。

明日は菊池雄星の登板です。勝てる投手になりつつある菊池のピッチングに期待しましょう!

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