森友哉の復帰でライトのポジションはどうなる?

現在のライトのポジション

このところライオンズのライトは金子が守っていますが、金子はもともとショートが専門です。しかし、ルーキー時代からライトの守備もこなし、エラーの多いショートで使うよりも安心感があります。

今シーズンの金子は、左打席では左方向へのゴロで内野ゴロを稼ぎ、足を活かしたバッティングができるようになってきました。しかし、右打席に入ると相変わらず振り回して打球を打ち上げてしまうバッティングが目に付きます。

右打席であれば熊代の方が金子よりも打力は上だと思います。守備力も金子よりも熊代の方が上ですが、なぜ熊代を起用しないのか不思議です。

現状では坂田も木村文紀も2軍にいるので、熊代をライトで起用しないとなると、金子にはライバルがいない状態です。しかし、森友哉が1軍に戻ってくれば話は別でしょう。

森友哉

開幕1軍メンバーであった森友哉は、4月下旬に打撃不振で2軍に降格となりました。

2軍での森の成績は、25試合に出場し、打率.319 本塁打6、打点21です。2軍の投手が相手とはいえ、きちんと結果を残して5月31日のDeNA戦での1軍昇格が見込まれています。

田辺監督によれば、当初は6月3日の阪神戦から昇格させて代打として起用するとのことでした。しかし、5月30日のDeNA戦から6番ライトとしてスタメン起用することに変更となったようです。

下位打線の打力が弱いチーム状況を考慮すると、森の打力はやはり魅力的でしょう。左の代打には今シーズン好調の上本がいますし、森のスタメンで起用は正解でしょう。

ライトの森が入れば、金子は押し出されてショートを守るのか、あるいはベンチに下がるのか・・・

あるいは、森を指名打者として起用し、中村がサードを守り、木村昇吾がベンチに下がるのか・・・

はたまた、日によって森と中村で指名打者を使い分けるのか・・・

森の昇格が打撃陣にいろいろな刺激を与えることになりそうです。森の昇格後にライオンズの打撃陣がどうなるのか楽しみになることは間違いありません。

ただ、守備力をおろそかにすることだけは避けてほしいところです。

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