迷走するライオンズの6番バッター

スタメン6番打者

今シーズンのライオンズは1番と4番以外は、打順をころころと入れ替えています。そのため、どの打順にしても打者が固定されているわけでは有りません。しかし、一番うまく機能していないのは6番バッターでしょう。

開幕当初の坂田に始まり、森、最近では栗山、木村昇吾が6番に入っています。

最近試合の栗山と木村に限ってみると、栗山は好調でスタメン6番に入った8試合の打率は.414でした。しかし、チームは1勝7敗。

一方、木村は6試合に出場し、打率.190です。しかし、チームは5勝1敗。

チームの成績だけみれば、木村が6番に入った方が勝利していますが、木村はチームの勝利にほとんど貢献していません。6試合で4安打、1打点、記録上のバント失敗は3つ、さらにはチャンスでの三振が多く見られます。

チームは勝利していますが、木村がチャンスを潰すことが多く、全くいただけない成績です。

6番の適任者は?

ここ最近は、6番に入っていた栗山が2番に入り、上手く機能しています。そうすると、2番打者がいなくなってしまうため、栗山が6番を打つことはないでしょう。

では6番打者は誰が適任でしょうか。

浅村が6番を打てるような打線を組めるとかなり破壊力があるのですが、残念ながらその場合には、現在の1軍登録選手の中にはクリーンアップを打てる人材がいません。

しかし、2軍に目を向けると、1軍でも6番を打てる適任者が1人います。

そう、森友哉です。

2軍では、これまで打率.326 6本塁打、21打点です。開幕スタメンを掴むものの、打撃不振で今は2軍生活です。

このところ2軍の試合で、5試合で4本塁打です。そろそろ1軍に上がってきてもおかしくありません。

森友哉は本塁打だけでなく、巧みなバットコントロールからヒットを打つこともできる選手です。三振が多いことには目をつぶり、バント失敗やチャンスで打てない木村昇吾よりも森友哉の方が期待できるのは確かです。

チームがうまく回り出したため、しばらく選手の入れ替えは控えるのかもしれませんが、森友哉の1軍昇格が待たれます。

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