5/26 第47戦 楽天-西武 高橋光成が3塁を踏ませないピッチングで完封勝利!

ライオンズの47戦目

ライオンズの47戦目は、3タテを懸けて楽天との3連戦の3戦目です。

連敗が続いている楽天に対して、投手陣の完封リレーで勝利した前日に続き、この日は高橋光成が完封で勝利しました。

ライオンズは、今シーズン初の同一カード3連勝となり、借金は4まで減らしました。

スコア

県営大宮野球場 西武5勝5敗1分

1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
西武 1 1 1 0 1 0 0 0 × 4

勝利投手:高橋
敗戦投手:美馬
(楽天)美馬、金刃、福山、西宮-足立
(西武)高橋-炭谷

ダイジェスト

ライオンズは、初回から制球が定まらない楽天先発の美馬を攻め立て、楽天のミスも絡み3回まで毎回1点ずつを奪った。さらに、5回は下位打線の3連打で1点を追加した。

対するライオンズ先発の高橋は、初めての大宮のマウンドということもあり、立ち上がりは制球が悪かった。しかし、回を重ねるごとに徐々に調子を上げた。楽天に点を与えないまま、高橋は最終回のマウンドにも立った。

高橋は最終回、四球でランナーを1人出したものの、無失点で切り抜けた。3被安打3与四球、117球の見事な完封劇であった。

試合の詳細

高橋光成は、初回先頭打者にストレートの四球を出し不安な立ち上がりとなった。しかし、続く聖沢の打球はショートへの強い打球。鬼崎がさばきダブルプレーでいやな空気を振り払った。

一方のライオンズは初回に楽天のエラーでチャンスをもらう。浅村のショートへの強い打球は、ショート茂木がエラーをして2アウト満塁。ここで、美馬の暴投でライオンズは先制の1点をもらった。

2回にはライオンズが追加点を上げた。鬼崎、金子の連打で1アウト1,3塁のチャンスを作り、秋山がレフトへ犠牲フライを打ち上げて、1点を追加。

さらに3回、メヒアのヒットを足がかりに楽天のエラーも絡んでノーアウト満塁のチャンスを作る。ここで木村昇吾がレフトへ犠牲フライを放ち、1点を追加した。さらにこの回、2アウト1,2塁から鬼崎がセンター前ヒットを放つが、2塁ランナー中村が本塁の3m手前でタッチアウト。2アウトではあったが、ここで回すのはさすがに暴走であった。

さらに攻めるライオンズは5回、2アウトから木村昇吾、炭谷の連打で1,3塁のチャンスを作り、美馬をマウンドから引きずり下ろす。ここで、美馬に代わった金刃から続く鬼崎が1,2塁を破るタイムリーヒットを放ち1点を追加した。

徐々に調子を上げた高橋は最終回もマウンドに上がった。結局、楽天は、楽天打線に3塁を踏ませず、自身2度目の完封勝利でライオンズの3連勝に花を添えた。

試合を終えて・・・

下位打線がいい働きをしています。鬼崎3安打、金子2安打とチャンスメークからタイムリーヒットまでいい繋ぎです。鬼崎と金子のスタメンはしばらく続くでしょう。

土のグランドでエラーが心配された県営大宮野球場での試合でしたが、エラー、ミスは楽天の方ばかりでした。まるで、少し前のライオンズの野球を見ているようでした。ライオンズはノーエラーノーミスで、ようやくライオンズのエラー、ミスの連鎖も収まったようです。

反省点としては、12安打を放ちながら4得点のみしか奪えなかった点、さらに、10三振を喫した点でしょうか。

ライオンズは今シーズン初めての同一カード3連勝で、借金は4まで減りました。若い投手陣で連勝した勢いを次のカードにも持ち込んで連勝を伸ばしてほしいですね。

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