5/24 第45戦 楽天-西武 4四死球を与えながらも無失点に抑えた佐藤勇がプロ初勝利!

ライオンズの45戦目

ライオンズの45戦目は、ここまで負け越している最下位楽天との対戦です。

佐藤の3回目の先発登板で、三度目の正直となりました。制球に苦しみながらもようやくプロ初勝利を上げました。

スコア

西武プリンスドーム 西武3勝5敗1分

1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
西武 2 0 0 0 0 0 1 1 × 4

勝利投手:佐藤
セーブ:増田
敗戦投手:則本
(楽天)則本、青山-足立、伊志嶺
(西武)佐藤、牧田、バスケス、増田-炭谷

ダイジェスト

ライオンズの先発佐藤は、序盤は制球が定まらない。1回1四球、2回1四球1死球、3回1四球と自滅するかと思われたが要所を締めて無失点。結局佐藤は、プロで初めて5回を投げ切りマウンドを降りた。

一方、ライオンズの攻撃陣は初回から則本を攻めて2点を先制した。

佐藤の後には、6回から牧田が登板。その牧田が7回に1点を失い、楽天に1点差に詰め寄られる。

しかし、詰め寄られてすぐに突き放す栗山のホームランが7回に飛び出し、再びライオンズのリードは2点となった。

8回に飛び出した浅村のホームランでリードが3点に広がった後、最終回にはストッパー増田が登板。

増田は無難にセーブを上げ、佐藤にうれしいプロ初勝利をプレゼントした。

試合の詳細

ライオンズは初回に則本から先制した。ヒットと四球でランナーを出して、1アウト1,3塁のチャンスを作り、4番がサードへの内野安打でまずは1点を先制。この打球をサード今江がエラーして、さらに1アウト2,3塁とチャンスは続く。続く浅村がライトへフライを上げて、3塁ランナーメヒアが激走しホームイン。初回から佐藤に2点をプレゼントした。

2点をもらった佐藤であるが制球が定まらず、2回にヒット、四球、死球のノーコンでノーアウト満塁のピンチを作る。しかし、後続を三振、サードゴロ、三振に仕留めてなんとノーアウト満塁を無失点で切り抜けた。

再三ピンチを背負った佐藤は、5回を投げ終わったところでマウンドを牧田に譲った。5回84球3被安打4四死球、無失点のピッチングであった。

代わった牧田は、7回に連打と送りバントで1アウト2,3塁のピンチを作り、岡島にタイムリーヒットを浴びて1点差。しかし、後続は打ち取り、1点のリードは守った。

1点差に詰め寄られたライオンズであったが、7回栗山がレフトポール際へ打球を放り込み、再びリードを2点に広げた。

8回には牧田に代わってバスケスが登板。バスケスは2アウトから四球でランナーを出すが、この試合はきっちりと無失点に抑えた。

さらに8回、則本に代わった青山から浅村が高めのクソボールを引っ叩いてレフトスタンドの中段に打球を運び、リードを3点に広げた。

佐藤に初勝利を付けるべく、3点リードで最終回は増田がマウンドに上がった。増田はヒットのランナーを一人出したものの、無失点で試合を締めくくった。

佐藤は3度目の先発登板でプロ初勝利となった。

試合を終えて・・・

佐藤が苦しみながらもプロ初勝利を上げました。四死球が多く5回を投げて降板となりましたが、先発投手としてはもう少し長いイニングを投げないといけません。初勝利の経験を活かしてこれからの登板ではもっと長いイニングを任せられる投手になってもらいたいものです。

何はともあれ、初勝利おめでとう!

ホームランで効率よく点が取れません。ホームランは多く飛び出ているのですが、ソロホームランばかりです。

ソロ以外のホームランは、5/15の大谷から放った中村の3ランまで遡ります。タイムリーがでず、ホームランはソロばかりでは苦しい戦いが続きます。投手陣に頑張ってもらうしかないのでしょうか・・・

さて、明日は菊池雄星の登板です。楽天に先勝した勢い、則本を叩いた勢いに乗って連勝を目指せ!

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