ライオンズの42戦目
ロッテとの3連戦の2戦目、ライオンズの先発は菊池雄星でした。
菊池に始まり、ライオンズの投手陣が完封リレーでロッテ打線を3安打に封じ、ライオンズはロッテに快勝し連敗を免れました。
スコア
QVCマリンフィールド ロッテ4勝3敗
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
西武 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
勝利投手:菊池
セーブ:増田
敗戦投手:二木
(西武)菊池、バスケス、武隈、増田-炭谷
(ロッテ)二木、藤岡、南-吉田、田村
ダイジェスト
ライオンズは3回に栗山のタイムリーツーベースで先制、さらに4回に鬼崎のタイムリーツーベースで追加点を上げる。
ライオンズ先発の菊池は相変わらずの荒れ球であるが、ロッテ打線を無失点に抑える粘りのピッチング。6イニングを投げて89球でマウンドを降りた。
菊池が降りた後は、バスケス、武隈の無失点リレーで最終回の増田に繋いだ。増田はランナーこそ許すものの、無失点に抑えてゲームセット。久々の快勝となった。
試合の詳細
ロッテの先発二木のストレートに差し込まれるライオンズ打線であったが、3回に三塁ゴロエラーで出塁した金子が盗塁で2進し、栗山の左中間へのツーベースヒットで先制する。続くメヒアの打球はショートとレフトの間に飛ぶが、ショート鈴木大地のファインプレーに阻まれ、追加点ならず。
先制点をもらった菊池は、3回裏、下位打線ということもあってロッテ打線を簡単に三者凡退に抑える。
菊池がいいリズムで抑えた後、ライオンズ打線は4回表、2アウトから四球、ヒットで1,2塁のチャンスを作り、鬼崎の左中間を破るツーベースヒットで2点を追加した。
3回までノーヒットに抑えていた菊池の最初のピンチは4回。連打から四球を与え、満塁のピンチを迎える。この場面、後続を抑えなんとか無失点に切り抜けた。4回のピンチ以降、菊池はピシャリと抑え、無失点のまま7回からマウンドをバスケスに譲った。
リリーフしたバスケス、武隈は1イニングずつを三者凡退に抑え、最終回は守護神増田が登板した。増田はヒットこそ打たれるものの無失点に抑え、4/24以来のセーブをあげた。
試合を終えて・・・
菊池のピッチングは、3ボールになる場面も多く不安定なピッチングでしたが、4回に打たれた2本以外はヒットを打たれることもなく、ロッテ打線を無失点に抑えました。
しかし、菊池の降板が早すぎます。6回89球です。無失点で89球なのでまだまだ投げてもいいくらいです。試合後のヒーローインタビューの内容を聞く限りは、アクシデントではなさそうです。
先日の野上も5回89球(2失点)で降板しています。先発投手が早めに降板するのは、先発ローテーションを中5日で回していることが関係しているのでしょうか。
先を見ることも大事ですが、今は最下位です。目の前の試合を1つ1つ勝っていくことが非常に大事な状況です。中5日のための降板だとすれば、無失点の先発投手を早めに交代させる采配はいかがなものかと思ってしまいます。
明日は、高橋光成の登板です。一方、ロッテはエース涌井です。久々のカード勝ち越しをかけてロッテとの対戦、応援しましょう!
コメント
雄星を変えた時は嫌な予感がしましたが、リリーフ陣が安定していたのでよかったです。
明日の光成が涌井に投げ勝てれば希望が出てきますね。もし負け試合になれば、大石の登板ありですかね?
リードされれば大石の登板もあるでしょうね。ただ、点差が少ないと牧田の投入もあるかと。いずれにせよ、後がない大石がどういうピッチングをするか見ものですね。