多和田のプロ初先発を振り返る

5/14 日本ハム戦

2015年のドラフト1位、多和田真三郎がプロ初先発のマウンドに上がりました。

結果は、1回は三者凡退に抑えたものの、2回に3連続押し出し四球を与えて、4失点でKOとなってしまいました。

1回のピッチング

陽 空振り三振
淺間 ピッチャーゴロ
田中 レフトフライ

1回は13球で三者凡退の投球でした。柔らかい投球フォームから繰り出されるストレートは140km前半。球は低めに集まり、初登板にしてナイスピッチングの期待が高まりました。

2回のピッチング

中田 センター前ヒット
近藤 ライト前ヒット
レアード レフト前ヒット
西川 押し出し四球
大野 押し出し四球
中島 押し出し四球
ここで降板

1回のピッチングとは打って変わって、2回は1アウトも取ることができず、3連打の後に3連続押し出し四球です。もう少し多和田のピッチングが見たかったですが、すでに3点を失い、チームとしてこれ以上の点を与えることができず、無念の降板となりました。

ランナーを出してからのピッチングが課題なのかもしれませんが、球自体は低めに集まっていました。

多和田を擁護するわけではありませんが、審判の判定にも泣かされた部分もあります。最初の押し出し四球を与えた西川への投球はストライクとコールされていてもおかしくない球がすべてボール判定で、ボールが先行する結果になってしまいました。

今日の投球の中で最も残念だったのは、中田へのヒットでしょう。警戒しすぎたせいなのでしょうか、球が少しアウトコースに外れてしまい、ストライクを取りに行ったスライダーを打ち返されてしまいました。打たれたスライダーはボール球だったため、中田が軽打でうまく打った印象ですが、この中田のヒットを引きずってしまって崩れてしまった感じがします。

今後の登板

田辺監督は、試合後に多和田に次回もチャンスを与える旨の発言をしています。

初先発では3つの押し出し四球で4失点と結果は出せませんでしたが、悲観する内容ではありません。今後につながる内容だと思います。

次の登板はソフトバンク戦になります。強敵が相手ですが、ひるまず低めにビシビシ投げ込み、つかめ初勝利!

コメント

  1. nori より:

    他に任せられる先発もいないので、多和田には期待しています。
    最近、小石がロングリリーフで結果を出しているので、先発で見てみたい気もしますが。

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