5/11 第36戦 西武-楽天 初登板の佐藤のピッチングも台無し、弱いチーム同士の戦い

ライオンズの36戦目

昨日の試合が雨で流れた楽天との対戦は、ライオンズは佐藤勇がプロ初先発となりました。

弱いチーム同士の締りのないだらだらと長い試合で、結局ライオンズは8-3で敗れました。

スコア

Koboスタジアム宮城 楽天4勝2敗1分

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 1 0 1 0 0 1 0 0 3
楽天 0 3 0 0 4 1 0 0 × 8

勝利投手:美馬
敗戦投手:佐藤
(西武)佐藤、C.C.リー、小石、佐野-炭谷、上本
(楽天)美馬、ブリガム、濱谷、青山、松井-嶋

ダイジェスト

ライオンズの先発はプロ初先発の佐藤勇。2回表に先制してもらった佐藤だが、その裏すぐにホームランを打たれ逆転を許す。

ライオンズが1点差まで迫った後、5回裏に佐藤は2四球でピンチを招いたところでマウンドを降りた。佐藤は4回1/3で90球を投げ、5失点のほろ苦いデビューとなった。

佐藤の後、C.C.リーが2失点して、5回を終わり7-2、ほぼ試合が決まってしまった。

両チームで失策4、四死球15とグダグダの試合であった。

試合の詳細

ライオンズの先発は、プロ初先発の佐藤勇。立ち上がり、先頭の岡島にいきなり死球を与える。しかし、続く藤田をダブルプレーに打ち取る。さらに、今江をセンターフライに打ち取り、初回を打者3人6球で終える上々の立ち上がりであった。

佐藤を早めに援護したいライオンズは2回、ツーベースヒットの栗山を2塁において、佐藤の女房役の炭谷がセンター前にタイムリーヒットを放ち佐藤に先制点をプレゼントする。さらに四球2つで満塁のチャンスを作るが、楽天の先発美馬を打ち崩せず、この回1点止まり。

先制点をもらった佐藤であったが、2回の裏、2アウト1,2塁のピンチを作った場面で、ホームランを浴びて逆転を許す。2アウトからの痛い失点となった。

リードされたライオンズは、またしても銀仁朗。4回表、ノーアウト1,3塁のチャンスに炭谷がこの日2本目のタイムリーヒットで1点差に追い上げる。しかし、この後、金子の内野ゴロで本塁に突っ込んだ木村文はビデオ判定の末、セーフがアウトに覆り同点ならず。

1点差で迎えた5回裏、佐藤は2四球を与えピンチを作るが、送りバントをうまく処理し、3塁でランナーをアウトにする。ここで2人のランナーを残して佐藤は降板となった。

初登板で頑張っていた佐藤であるが、佐藤を継いだC.C.リーが大炎上。登板後3人の打者に対して3安打。この時点で6-2となり、佐藤が降板した時点でのビハインドが1点から4点へと広がった。C.C.リーが試合を壊したところで、試合が決した。

試合を終えて・・・

プロ初登板の佐藤勇の課題は明らかです。四死球を減らすことです。いい球を投げているのですから、四死球が減れば使い物になるでしょう。反対に、四死球が減らなければ、プロでの活躍は難しくなるでしょう。

そろそろC.C.リーを下に落とさないといけません。この防御率でここまで中継ぎで起用される理由が分かりません。高い年俸を払っているからということでしょうか。

明日は、菊池vs則本です。強敵ですが、なんとか勝って楽天2連戦を1勝1敗で終えたいところです。

コメント

  1. nori より:

    今日、菊池をスライドさせずに佐藤を投げさせたところは評価したいですね。
    明日は菊池ですが、その後のローテーションはどうなるんでしょう?十亀は1回飛ばすのか?多和田は予定通りデビューするのか?

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      数々報道されていることもあり、よほどのことがなければ、多和田は予定通り14日先発になるでしょうね。十亀の1回飛ばしが現実的ではないでしょうか。

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