ライオンズ打線の現状

湿りきった打線

開幕当初は、(山川以外)ほぼ全員が好調で、打ち勝っていた印象のライオンズですが、ここにきてチャンスで一本が出ず、得点力不足に苦しんでいます。

現状ライオンズは三連敗中で、相手ピッチャーに抑えられているわけですが、三連敗を喫した試合の相手ピッチャーの調子が抜群によかったとは言えないのが気になるところです。

ライオンズ打線が相手ピッチャーを助けてしまったように見えます。

■好調

中村、メヒアの2人は、開幕から高打率を維持しています。

しかしながら、2人ともランナーがいないときにチャンスメークするバッティングで、ランナーを返すバッティングは鳴りをひそめています。

特に中村の得点圏打率は、.188と去年打点を稼ぎまくったバッティングからは程遠い現状です。

この2人がランナーを返さないとライオンズの浮上はないでしょう。

もうひとり、開幕から好調なのが炭谷です。現在は打率.264で絶好調と言っても過言ではありません。

キャッチャーが好調だと、リードも冴えてくる・・・はずです。今後も炭谷の働きには期待したいところです。

■不調

一方で、不調で気がかりな選手が何人かいます。

開幕当初は首位打者を争っていたい浅村は、21打席連続無安打で打率.250

今年は大丈夫かと思われた栗山は、左太ももを痛めた後打率が下降し打率.250

大器が目を覚ましたとたびたび報じられている坂田は、鳴かず飛ばずの成績で打率.266

オープン戦から打撃の調子が上がらない森は、上昇気配が見られず打率.225

スタメンにこれだけ不調のバッターがいると点数が入らないのも納得です。上位、中軸、下位のそれぞれの位置に配置されるバッターが不調では、バッティングがつながりません。

秋山のようにヒットが出なくても、四球でつなぐような貢献があれば助かるのですが・・・

今日の試合

今日からオリックスとの3連戦です。ライオンズは3連敗中ですが、オリックスは今シーズン初の連勝中です。

チーム初ホームランも出て、ショート安達が復帰し、勢いに乗っています。

菊池雄星にビシッと抑えてもらいましょう!

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