4/9 第12戦 西武-ロッテ 十亀がまたしても打たれるが、秋山、メヒアのホームランで逆転勝利!

ライオンズの12戦目

ライオンズは千葉ロッテとの3連戦の2戦目です。昨日、ロッテに先勝して、今日は3連戦の勝ち越しがかかった試合です。

ここまで先発した2試合で早い回にKOされた十亀が先発でしたが、この試合でも十亀は早い回に降板することになってしまいました。

しかし、秋山とメヒアのホームランで逆転し、ライオンズが5連勝を収めました。

スコア

QVCマリンフィールド ロッテ2敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 2 0 2 1 0 0 0 5
ロッテ 0 2 1 1 0 0 0 0 0 4

勝利投手:牧田
セーブ:増田
敗戦投手:南
(西武)十亀、牧田、増田-炭谷
(ロッテ)大嶺祐、南、益田、内-田村

ダイジェスト

先発十亀は、初回ロッテを三者凡退に抑えるが、2回味方のエラーからピンチを作り2点を先制される。

先制されたライオンズは、3回に同点に追いつく。しかし同点になった直後、十亀が勝ち越しを許し、さらに4回にも失点を重ねる。エラーに足を引っ張られたものの、この日の十亀は4失点で5回まで投げることなく降板となった。

ライオンズは、5回に秋山のホームランで再びロッテに追いつき、6回にはメヒアのホームランでロッテを追い抜く。

リードを奪ったライオンズは、牧田、増田がロッテを無失点に抑えてゲームセット。ロッテに2連勝し、今シーズン初の5連勝を飾った。

試合の詳細

十亀は初回、ロッテ打線を7球で三者凡退に抑える。初回はいい立ち上がりであったが、2回に中村のエラーでランナーを出した後、四球を与え、2アウトからピンチを作る。ここで、十亀はツーベースヒットを浴びて2点を先制される。

ロッテに2点を先制されたライオンズは3回、炭谷、鬼崎の連打と秋山の四球でノーアウト満塁のチャンスを作る。この場面で、昨日と同じく森が押し出しの四球をもらう。さらに浅村の併殺打の間に同点に追いつく。

同点には追いついたものの浅村は2打席連続の併殺打で1,2回と続いて3イニング連続の併殺打となってしまった。逆転のチャンスではあったがこの回は同点止まりで、十亀を援護することはできなかった。

同点に追いついてもらった十亀であったが、3回に連打を浴びてあっさりとロッテに勝ち越し点を献上してしまう。

さらに4回、十亀は先頭の鈴木にツーベースヒットを浴びる。球が軽いのであろうか、簡単に長打を打たれる今日のピッチングである。このピンチに犠牲フライでロッテに追加点を許し、リードを2点に広げられる。結局、十亀は4回を投げ4失点(自責点2)でマウンドを降りた。

2点リードされたライオンズは、5回、大嶺に対して相性のいい炭谷がこの日2本目のライト前ヒット。炭谷を2塁に置き、秋山のライトへふらふらと上がった飛球は風にも助けられてそのままスタンドイン。再びライオンズがロッテをとらえた。

続く6回、メヒアが逆風にも負けずライナーを左中間に放り込み、ライオンズがこの試合初めてリードを奪う。

リードを奪ったライオンズは、牧田が5回から8回まで4イニングを無失点に抑え、最終回の増田に繋ぐ。

増田は1アウト満塁の1打サヨナラの大ピンチを迎えるが、デスパイネ、角中を打ち取り、ロッテに連勝した。

試合を終えて・・・

十亀はエラーからピンチを招くなど不運も重なったが、この日も4回を4失点で試合を作ることはできなかった。打たれたヒット4本のうち、3本が長打であった。球に力がないのか、球を置きにいっているのか、いずれにせよ十亀には1からやり直してもらいたい。

7回、1アウト2,3塁のチャンスの場面、森がショートゴロで3塁ランナー鬼崎が本塁封殺された。この場面、まず森のバッティングがよくない。最低でも1点を取らないといけない場面である。次に、鬼崎のスライディングである。ホームベースに真っ直ぐ足から行ったのでは多少送球が逸れてもアウトになってしまう。昨日の清田のようにタッチを掻い潜るように手から行けば、空タッチになる可能性もある。そういう細かいところが接戦を勝ち抜くために必要ではなかろうか。

増田は、先日の日本ハム戦でも満塁のピンチで得点を取られるなど、ピシャリと抑える場面がない。守護神としてもう少し安心して見ていられるピッチングを望む!

なにはともあれ、ロッテ相手に2連勝です。3タテを懸けて明日はバンヘッケンの登板です。バンヘッケンの来日初勝利を期待しましょう!

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