本塁クロスプレーで判定が覆る・・・ビデオ判定の対象なのか?

4/8の西武-ロッテの試合

ロッテの初回の攻撃、2アウトで1塁にランナー清田を置いた状態から、デスパイネがレフト線にツーベースを放ちました。

ライトの坂田、ショートの鬼崎と繋ぎ、本塁クロスプレーでキャッチャー炭谷が清田にタッチしてアウトが宣告され、一時はチェンジとなりました。

しかし、ビデオ判定の結果、ランナー清田の生還が認められ、ロッテが先制することになりました。

さて、今シーズンからコリジョンルールが採用され、キャッチャーが捕球前に走路上に入ることが禁止されています。そして、コリジョンルールの採用により、本塁でのクロスプレーがビデオ判定の対象となりました。

ビデオ判定の適用範囲なのか?

前述のとおり、本塁でのクロスプレーがビデオ判定の対象になったのはコリジョンルール採用によるものです。

しかし、ショート鬼崎の返球はホームベースよりも1塁側で、キャッチャー炭谷は走路に入っていません。つまり、コリジョンルールの適用外であることは明らかな場面です。

この場面でビデオ判定を採用することには非常に違和感があります。

ここでビデオ判定が採用されることになると、チャレンジ制度を採用したことに他なりません。

アメリカではチャレンジ制度が採用されていますが、日本ではまだ採用されていません。

スローで見れば、炭谷のタッチが空タッチであることが分かり、清田が生還していることは否定できません。

しかし、コリジョンルールの適用外であり、チャレンジ制度もないシチュエーションで、審判がアウトであると宣告した判定をビデオ判定で覆すことはルールの範囲外ではないでしょうか。それに審判の判定を覆すと、審判の存在意義が薄れてしまうことになってしまいます。

審判の判定は絶対です。審判の判定をコロコロと覆してもらっては困ります。

ライオンズファンとして、一野球ファンとして、ビデオ判定の適用基準をきちんと定めてほしいと思う次第です。

コメント

  1. 建(タテ)  茂(シゲル) より:

    嬉しいです。昨日ライオンズのファイスブックにこの問題を投稿し同じ疑問の方がおられちょっと気分がはれました。判定した1塁塁審は見る位置もよくアウトの宣告。新ルール適用外です。抗議でもなくかってに審判がビデオ判定にもちこみました。たぶん1塁塁審が年齢が若いか 経験があさい方で2塁塁審の権限が強くビデオとなったと思います。これでは審判てなんなんですかね?いいかげんですね!審判の主張は 権限は全くないですよね!(過去誤診でも判定が覆った事はありませんよね)すべて含めてプロ野球と理解してました。判定をした1塁塁審 よく眠れたのかな?めげてないかな。2塁責任審判本田さん。セーフとした説明もしない。(昔の相撲の物言い説明みたい)勉強してほしい。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      今年は審判の方も探り探りで進めていくことになるのでしょうね。
      (たとえ誤審だったとしても)審判としてもっと自信を持って対応してほしいですね。

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