先発投手の成績
開幕して4カードが終了しました。
これで先発ローテーションが二回りしたことになります。
先発投手の成績は、と言えば・・・
- 菊池 雄星 0勝1敗 防御率1.29 投球回数14
- 十亀 剣 0勝2敗 防御率16.88 投球回数5 1/3
- アンディ・バンヘッケン 0勝1敗 防御率3.75 投球回数12
- 岸 孝之 2勝0敗 防御率0.00 投球回数16
- 野上 亮磨 1勝1敗 防御率2.61 投球回数10 1/3
先発陣だけでは3勝5敗の成績です。
昨日ようやく野上に勝ち星がついて、岸以外の先発投手に勝ちが付きました。
これまでのところ、なかなか先発投手に勝ちがつかない苦しい状況です。
個別に見ると・・・
岸孝之
先日の1安打完封も含めて、ここまで完璧の内容です。今年は何勝できるでしょうか。今シーズンもっとも楽しみな投手です。
菊池雄星
エラーが絡む失点があり、勝ち星に見放されているものの、数字上はそれなりの成績を残しています。開幕投手を務めたことで、他球団のエースと当たることが多く大変な試合が多くなりますが、菊池が変なことを考えずにこのままのピッチングを続ければいずれ勝ち星は積みあがっていくでしょう。
野上亮磨
先日の日本ハム戦は、制球に苦しみながらもなんとか6回まで試合を作り、勝ちをつかみました。もう少し長い回を投げることが課題でしょう。今年こそは完封して欲しいですね。
アンディ・バンヘッケン
フォークが持ち球の新外国人です。しかしながら、ここまでのところフォークが高く、コントロールもいまいちで、四球を多く出しています。なんとか試合は作っていますが、いつ自滅してもおかしくない投球です。与四球が少なくなるかが今後の活躍のカギになりそうですね。
十亀剣
2試合連続、短いイニングでKO中です。次もダメなら2軍に送られることになります。もともとコントロールは悪く、荒れ球と球の勢いで抑えるタイプで、変化球を置きに行って打たれることがよくあります。ここは一度開き直って、思い切り腕を振る投球でなんとか1軍に残れるでしょうか。
岸と菊池はそれなりに勝ちが計算できるかもしれませんが、もう一枚安心感のある投手が出てきてほしいところです。
あるいは、2軍から救世主が出現するでしょうか。