ライオンズの4戦目
4戦目は対戦相手が変わり、福岡に移動して去年の日本一ソフトバンクホークスと対戦です。
ライオンズは、先制、中押し、ダメ押しと理想的なゲーム展開でソフトバンクを6-2で下しました。
スコア
ヤフオクドーム ソフトバンク1敗
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
勝利投手:岸
セーブ:高橋朋
敗戦投手:和田
(埼玉西武)岸、武隈、C.C.リー、高橋朋-炭谷
(ソフトバンク)和田、柳瀬、森福、嘉弥真-斐紹、鶴岡
ダイジェスト
先発の岸は、毎回のようにランナーを背負うもののソフトバンクに得点を許さないさすがのピッチングを見せた。
ライオンズはソフトバンクの先発和田から3回に1点を先制した。2016年4戦目にして初めての先制点である。さらに4回、5回、7回、9回と小刻みに加点し、試合を優位に進めた。
8回まで岸、武隈の無失点リレーであったが、最終回にC.C.リーが打たれ2点を奪われる。しかし、最後に高橋朋が締めてゲームセット。
中村、浅村がともに4安打と放ち、ソフトバンクを粉砕した。
試合の詳細
先発の岸は、糸を引くストレートをズバズバと投げ込む。ピンチの場面ではストレートで三振を奪う。三者凡退こそ5回と7回のみであったが、7回まで投げて無失点であった。これぞエースである。
ライオンズは3回、炭谷の四球、山川の犠打でチャンスを作り、秋山がきれいにセンターにはじき返し1点を先制する。続く4回中村、浅村、炭谷の3本の単打で満塁のチャンスを作る。ここで、未だノーヒットの山川は、初球をセカンドゴロ。このセカンドゴロをソフトバンク守備陣はゲッツーを取りにいかず、1点を追加する。
さらに5回は、秋山の四球から、栗山のヒットエンドランがきれいに決まる。1, 2番で作ったチャンスに、メヒア、中村が連続タイムリーヒットで2点を追加。5回までにソフトバンク先発の和田から4点を奪った。
7回には、和田から代わった柳瀬から中村、浅村の連続ツーベースで1点を追加した。この回、ランナー3塁に浅村の場面で、炭谷のゴロに対して本塁に突入したが、あえなく浅村は本塁憤死。コリジョンルールを考慮したゴロゴーであったが、追加点は奪えなかった。
9回には、中村が打った瞬間に分かるホームランをレフトスタンドに叩き込む。今季、チームの初ホームランは中村であった。
9回に打たれたC.C.リーではあったが、2三振を奪い球自体は悪くなかった。ボテボテの内野安打を許すなど、少しだけ運がなかった。
試合を終えて・・・
岸はさすがの一言である。これ以上は、なんも言えねー
山川がチャンスの場面での初球セカンドゴロに、ベンチではなぜか大爆笑が起こっていた。何はともあれ、結果が出ていない山川に打点がついたのはよかった。次はヒット1本である。
外崎がいい働きである。ここぞというチャンスではなかなか一本が出ないものの、三塁への内野安打の後に、左の森福から盗塁を決めるなど、秋山へのいいつなぎをこなしている。ここまで守備のエラーもなく、3回には福田のボテボテのショートゴロをいいフィールディングでアウトにする。近年固定できなかったショートであったが、しばらくショートは外崎でいけそうである。いや、今シーズンは最後まで外崎でいけるようにがんばってほしい。
前回の登板で打球を足に当てた高橋朋であったが、今日は柳田の打球を腕に当ててしまう。今後は大丈夫だろうか・・・
明日は、野上の登板です。明日もソフトバンクを撃て!