2023年6月15日 巨人戦
巨人に3タテを喰らい、とうとうライオンズの連敗は5に伸びた。
長谷川と金子の犠飛で2点を先制し、與座が本塁打の1点に抑える好投。しかし、7回與座を続投したところで同点に追いつかれると、延長に入り10回、平井がサヨナラを献上。
松井監督の理解不能な采配でパ・リーグも交流戦もダントツ最下位を爆走中である。
不可解な采配
終盤に金子、源田が相次いでバント失敗。ただ、バント失敗は選手の責任であり、作戦としては悪くない。
問題は、代打と継投である。
1点リードの7回表、2アウトながら1,2塁の場面で與座に打席が回った。與座が好投していたとは言え点差はわずか1点である。
中継では6回以降後ろの投手には自信があるとの監督のコメントが紹介された。自信があるのであれば、リリーフに任せて点を取りに行く采配をすべきである。しかし、與座に代打が送られることはなく、その直後に與座が失点し同点に追いつかれた。
先日4点リードで完璧な投球をしていた平良を交代させた。1点でも多く取ろうと試みて代打を送り、結果得点は奪えずリリーフが打たれて逆転負けを喫した。4点リードでも1点を取りに行くのに、なぜ1点リードで1点を取りに行けないのだろうか。
さらに9回表、相手のエラーと死球でもらったチャンスで打席には古賀。ベンチには柘植と古市がおり、さらには佐藤龍までいる。代打が送れない状況ではないにも関わらず、古賀を打たせて最悪のゲッツーである。
古賀の前に金子がバント失敗しているが、古賀に代打を送らないのであれば、古賀にバントでもいいのではないだろうか。1アウトから絶対にバントをすることがない松井監督だが、1アウトからでもバントで送っていればという場面は10回にも訪れた。
連打が出るような打線ではなく、進塁打も打てないのであれば、1本のヒットでいかに得点するかを考えるべきである。そのためには、1つでも先の塁にランナーを進めることが重要である。8回に1アウトからバントで得点圏にランナーをすすめた巨人とは対照的であった。
これでライオンズの借金は12である。そろそろ監督休養の話が出てもおかしくないのではないだろうか。