【阪神3回戦】宮川が初先発初勝利で12カードぶりの勝ち越し

2023年6月1日 阪神戦

ライオンズが阪神に連勝し、カード勝ち越しを決め、12カードぶりの勝ち越しとなった。

先発はプロ初先発の宮川。その宮川は毎回ランナーを背負う苦しいピッチングながら、3つの併殺にも助けられて1失点で5回を投げ切った。

調子を上げる兆しが見えるライオンズ打線は、宮川が先制点を失った直後に柘植のタイムリー2塁打で逆転。さらに5回には今季初ヒットがホームランとなる川越の2点ホームランで追加点を奪った。

6回以降はティノコ、平井、佐藤、増田のリレー。平井が犠飛で1点を失ったものの、2点リードを最後まで守り切りゲームセット。

宮川は5回74球1失点でプロ初勝利を飾った。

先発宮川の投球

初先発で5回1失点という結果は上出来である。ただ、四球が多すぎた。相手の拙攻に助けられた5回5安打4四球で1失点は運がよかったと言わざるを得ない。

次の登板があるのであれば、四球を減らすだけでなく、6回以降もマウンドにいられるピッチングを披露してほしいものである。

外野の一角を固定してほしい川越

長谷川の特例での抹消により昇格した川越であるが、いい働きを見せている。

この試合では1打席目にバントを失敗したものの、バントあり、ホームランあり、四球ありで打線にいい風を吹き込んでいる。

長谷川、若林、愛斗のようにボール球をブンブン振り回すバッティングではなく、選球眼がいい川越である。

宮川のウイニングボールをスタンドに投げ入れてしまうなど、話題に事欠かない川越はぜひ外野レギュラーで起用を続けてほしいところである。

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