2023年5月16日 日本ハム戦
延長12回の末、ライオンズが何とか勝利。
先発今井は先制点をもらったものの1点リードを守れず、直後に被弾して同点となると、8回には四球から招いたピンチでタイムリーヒットを打たれて勝ち越しを許した。8回を投げきった今井は108球2失点。
1点リードされた最終回2アウトでチームを救ったのは長谷川であった。日本ハム守護神田中の強いボールに振り負けず、ライナーでボールをスタンドに運び同点とした。
決着は延長12回。呉の犠打を日本ハム守備陣がダブルエラーで1塁から金子が生還。さらに愛斗の2塁打で追加点を奪った。
11回を投げた増田が今季初勝利。森脇が2セーブ目を挙げた。
混沌の外野手争い
長谷川が起死回生の初ホームランを放ったものの、ボール球に手出すバッティングは相変わらずで四球が取れない。
外野の一角を固めつつあった愛斗は打撃の調子が下降中で打率はとうとう一時.250まで落ちた。愛斗も四球が取れず出塁率は高くない。この試合では犠打も決められず、打てなければドングリーズの一員である。
一方でこのところいい動きをしているのが鈴木将平である。この試合では素晴らしいセーフティバントも決めた。愛斗がバントで送れなかった直後だけに素晴らしい働きであった。
走魂といってバカみたいに盗塁させるのではなく、鈴木のようにバントヒットを狙ったり、12回1アウト3塁の場面でなんとか追加点を取る工夫をしてほしいものである。