2023年5月12日 楽天戦
3連敗中のライオンズの先発は松本航。序盤から制球が悪く球数が嵩む投球であった。
松本は2回に先制を許したが、その裏愛斗が逆転の2ランホームラン。しかし、松本が直後に被弾して同点。
4回に中村が勝ち越しの2ランホームランを放ち突き放すと、松本は打球が当たるアクシデントもあり、4回85球でマウンドを降りた。
2点リードで終盤、勝ちパターンをつぎ込んだが平井、佐藤が相次いで失点し追いつかれると、延長でも決着がつかず引き分けに終わった。
ライオンズの連敗ストップは明日以降に持ち越された。
古市がプロ初スタメン
終盤追いつかれたものの古市は最後までマスクをかぶった。2打席目にはプロ初ヒットを記録し、最終打席では四球を選んでサヨナラへの望みをつないだ。
7与四球は多すぎるが、古市の責任とは言えない。しかし、同点に追いつかれた炭谷への初球の入りは悔いが残るのではないだろうか。
外角のボールを右方向に打つことが多い炭谷に対して外角高めのストレートはいかがなものか。外角に投げるのであればボール球、個人的には初球インコースを突いて欲しかった。悔しいだろうが、これも経験。1試合マスクをかぶって多くを学んだのではないだろうか。
またしても暴走魂
古市が粘って選んだ四球の代走金子が飛び出してゲームセット。またしても暴走である。何度このパターンでチャンスを潰せば気が済むのだろうか。
1,2番は打てない、粘れない打者を揃え、四球も奪えない。せっかく四球でランナーを出したら暴走である。はっきり言ってベンチの采配がおかしいとしか言えない。いつまでこんな野球を続けるつもりだろうか。