2023年5月7日 オリックス戦
GW最終戦に逆転勝利でライオンズは連敗を止めた。
先発與座は立ち上がりから失点を重ねた。初回に2本のヒットで1点を失うと、2回にはヒットでランナーを背負った直後に本塁打でさらに2点を失った。しかし、そこから立ち直り5回まで無四球で投げ何とかゲームを作った。
一方の抑え込まれていた打線は6回に2つの四球とヒットで満塁のチャンスを作ると、若林が初球を振り抜き、右中間への走者一掃の同点タイムリー2塁打を放った。試合を振り出しに戻した若林は8回にも1アウト1,2塁から勝ち越し点となるタイムリーヒットを放った。
9回にも追加点を奪ったライオンズのストッパーは、前日酷いセーブ失敗をした増田ではなく青山が登板。その青山は先頭から2者連続四球を与えたピンチを招いたが1失点に抑えてゲームセット。
青山は2セーブ目、ライオンズは勝率を5割に戻した。
ストッパー問題
前日増田がセーブ失敗した後、松井監督は増田の配置転換を否定するような発言であったが、この試合では青山が9回のマウンドに上がった。
増田を登板させないと判断したことは評価したいが、投げさせないのであれば2軍で調整させるではないだろうか。
ただ、登板した青山がストライクが取れず2四球は話にならない。オープン戦ではコントロールよく投げていた青山であるが、シーズンに入って毎登板のように四球を出し、10イニングで9四球である。これだけ四球が多いと9回に投げさせるのは厳しい。
調子のいい平井や佐藤を9回に登板させた方がいいのではないだろうか。
日替わり打線
この試合では久しぶりのスタメン出場となった若林が2安打4打点の大活躍であった。
一方で、中村が代打で1打席出場したのみである。守備に就くわけでもなく、2試合スタメンで出場してお休みではさすがに過保護が過ぎるのではないだろうか。
ドングリーズの外野手が日替わり起用になることは分かるが、調子がいい中村はコンスタントに起用すべきではないだろうか。コンディションを考えて休み休み使うのは理解できるが休ませすぎである。