2023年4月18日 ソフトバンク戦
5年ぶりの東京ドームでの主催試合、ライオンズが一発攻勢で逆転勝利を収めた。
先発平良は制球が定まらず、初回いきなり連続四球からタイムリーヒットを浴びてあっさりと失点。しかし、4回外崎、中村の二者連続本塁打で逆転に成功すると、続く5回には外崎の2打席連続本塁打とペイトンの本塁打で一気に5点を挙げた。
制球の定まらない平良は6回106球1失点でマウンドを降り、リリーフ陣に後を託した。
7回はティノコ、8回は青山が1点ずつ失ったが、一発攻勢で挙げた7点は大きかった。9回は佐藤が3人で抑えてゲームセット。ライオンズは首位を走るソフトバンクに勝利して今季初の3連勝を飾った。
平良がよくない
6回1失点という結果だけみれば、エンスや松本であれば及第点と言えるかもしれない。しかし、平良の投球としては全くダメで0点の内容であろう。
特にボール先行のピッチングで3ボールになる場面が多く、4四死球を与えた。球数が増え、6回で106球は多すぎる。後ろのピッチャーが不安な状況であり、平良に6回で降りてもらっては困る。
クイックが早いからかもしれないが、常に投げ急いでいるように見える。その傾向は、この試合に限らず、先発転向してから変わっていない。もう少し丁寧に投げれば、四球を多く出すような投手ではないはずである。次回登板では修正できるだろうか。
若林が1軍復帰
若林が今季スタメンで初出場となった。1安打を放ったのはよかったが、愛斗と同様に外角の変化球にクルクル回るのは相変わらずである。愛斗と1,2番に早打ちで粘れない打者を並べるのはどうなのだろう。
2軍で調子のいい川越や岸を1軍に上げないで若林を昇格させた理由は不明である。調子がいい時に1軍で起用してもらいたいものだ。