【ロッテ1回戦】山川を欠いても16安打の猛攻で先発平良が初勝利

2023年4月11日 ロッテ戦

本拠地に戻ってきて主砲山川を欠いた一戦であったが、先発全員安打の猛攻でライオンズが勝利を収めた。

先発平良はコントロールに苦しみ、初回に不用意な1球をスタンドに運ばれ2点を失ったものの、徐々に調子を上げ、終わってみれば6回1安打2失点で今季初勝利を挙げた。

打線は、9番児玉の反撃のタイムリー3塁打、8番古賀の勝ち越し打と、下位打線の活躍が目立った。山川に代わって4番に入った中村は猛打賞。戻ってきた外崎、呉にもヒットが出て今季最多の16安打であった。

平良が先発で初勝利、チームは再び貯金生活に入った。

走魂

16安打を放ち打線が目立つ試合であったが、いい走塁が目立つ試合でもあった。

鈴木、ペイトン、外崎が盗塁を決めたが、最もいい走塁は中村の走塁であった。6回、中村の当たりはショートの右を鋭く抜け左中間へ転がる間に中村は2塁を陥れた。さすが走塁のうまい中村であった。

一方で、鈴木の盗塁はあまりいただけない。タイミングはアウトのところ、守備に救われた形になったが、怪我でもするのではないかというようなヘッドスライディングであった。ヘッドスライディングをすること自体否定しないが、スムーズにスライディングできるようにもっと練習が必要であろう。

16安打を放って打線は上向きだろうが、果たして明日先発隅田を救援できるだろうか。この試合同様に足を絡めた攻撃を見たいものだ。

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