2023年4月5日 楽天戦
楽天との3連戦の2戦目、2年目の隅田が先発としてマウンドに上がった。その隅田は初回いきなりピンチを迎え、無死満塁から内野ゴロで先制点を献上した。その後は何とか無失点でしのぎ、6回100球1失点でマウンドを降りると、森脇、平井も続いた。
投手陣が1失点で踏ん張ったものの、相変わらずの打線が得点を奪えず、零封負けとなった。
もったいない投球
少しは隅田の成長した姿を見たかったが、昨年からあまり変わっていないように見える。
特にコントロールである。1失点で切り抜けたのは立派ではあるが、被安打3ながら与四球は5である。2回を除く毎回四球である。ストライクとボールがはっきりした投球が多く、ボールからストライク、あるいはストライクからボールになる球がほとんどない。簡単に見逃されて四球である。
すばらしい決め球があるわけでもなく、はっきりとしたボール球が多い投球では今シーズンも苦しむ投球が続くことだろう。
つながらない打線
山川が3安打で多少復調の兆しが見られたのはよかったものの、チャンスで一本がでない。特に下位打線は簡単に打ち上げるバッティングが目立つ。
最終回、1アウト2,3塁の同点のチャンスでは佐藤が三振。外野フライなら中村を先に代打として起用すべきではないだろうか。佐藤を先発起用したこと、最後まで打席に立たせたこと、ベンチの采配にも疑問が残る。