【オリックス1回戦】エース高橋光成の力投を活かせず逆転負けで2023年開幕

2023年3月31日 オリックス戦

2023年のプロ野球が開幕した。前日エスコンフィールドで1日早く開幕したプロ野球だが、ライオンズはこの日が開幕。開幕投手は高橋光成である。

序盤から飛ばしまくった投球の高橋は、どこまで持つか心配されたが、ランナーを背負いながらも大きなピンチを作らず8回を投げ切り1失点の好投であった。

ロースコアの緊迫した展開は、オリックスの初登板の山下の好投に苦戦したが、栗山のタイムリー2塁打で先制すると、同点の7回には愛斗一発が飛び出して1点リード。

高橋が降板した最終回のマウンドは驚きの起用であった。増田ではなく、ルーキーの青山が1点差のセーブシチュエーションでマウンドに上がった。その青山は落ち着いた投球であったが、オリックスの森友哉に痛い一発を浴び、試合はふりだしへ。

同点で延長に入り、10回にマウンドに上がったティノコが初球を被弾。今季勝ちパターンで使いたい新戦力2人が相次いで被弾し、逆転負けとなり、松井監督の新生ライオンズは非常に痛い敗戦で初戦を終えた。

どういう攻撃プランなのだろうか

1番ペイトン、2番マキノンの両新外国人を並べた打線である。新外国人はしばらく使ってみないとどうなるか分からない。1,2番に起用するのは悪手とは思わない。

一方で、6番柘植、7番山村が厳しい。2人揃って3,4球で打ち取られる打席を重ね、粘ることもなく打線に全く貢献していない状態である。

8回裏、2アウト1,3塁のチャンスに柘植はあっけなく三振で追加点を奪うことができなかったが、ここで追加点を奪えていれば、青山も少しは楽に投げられたはずである。「走魂」というスローガンを掲げているのであれば、柘植の打席でダブルスチールを仕掛けてもよかったのではないだろうか。

開幕の1試合が終わっただけではあるが、今年も打線には苦労しそうな予感である。

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