2022年8月18日 ソフトバンク戦
1勝1敗で迎えた第3戦、ライオンズの先発松本が初回にいきなり2点を失い、苦しい展開が予想された。
しかし、今シーズン4試合でまだ1点しか得点しておらず、ノーヒットノーランまで喰らっているソフトバンク東浜から初回にオグレディの一発も飛び出して一気に5点を奪って逆転に成功した。
4回までに7点を奪って優位に試合を進めたライオンズであったが、6回以降は押されっぱなし。松本以降5人のピッチャーをつぎ込んで何とか逃げ切るのがやっとであった。
ライオンズが首位攻防3連戦を勝ち越して2位ソフトバンクとのゲーム差を2.5に広げた。
相変わらずの松本
初回の失点は、若林のまずい守備があり仕方ないとしても、7点をもらいながら6回途中4失点降板は全くいただけない。
特に6回は先頭から2連続四球である。毎度のようにイニング途中での降板である。前回登板では完投負けながらいい投球であったが、そのいい投球が続けられないのが大きな課題である。
四球から崩れるのは相手打者と戦っているのではなく自分自身と戦っているからではないだろうか。
攻守に反省点ばかり
まずは初回の若林の守備である。平凡なレフトフライを捕球できなかった。ボールを見失ったのかもしれないが、早い段階でショート源田を見ており、ショートのボールだと思って目を切ったのではないかと推測する。
さらに7回、同じようなレフトフライをソフトバンク守備陣が捕球できなかったが、打者走者の森は全力疾走しておらず1塁ストップとなった。栗山の押し出し四球で何とか点を奪えたものの、得点できなければ懲罰ものの走塁であろう。
続いて8回、愛斗の犠打失敗に外崎の併殺である。併殺打は仕方ないとしても、バントが下手くそな選手が多すぎる。
もっと余裕で勝っておかなければいけない試合である。攻守に渡って反省し、失敗を繰り返さないでほしいものである。