2022年8月3日 オリックス戦
オリックス3連戦の2戦目、オリックス宮城に苦戦するかと思われたが、終わってみればライオンズが完勝であった。
2回に1死満塁からジャンセンが押し出し四球を選んで先制すると、3回には森の本塁打で追加点。5回に平井が本塁打で1点を失ったが、その裏すぐに森の2打席連発で突き放した。
平井は6回まで投げて99球1失点。この試合の継投は本田、水上、平良が無失点でつないでゲームセットを迎えた。ライオンズは貯金を今季最大の8に延ばした。
もらった先制点
押し出しのジャンセンの最後のボールは、オリックスの宮城もびっくりのボール判定であった。ジャンセンはボールを確信している模様で、審判のジャッジにも迷いはなかったように見える。
VTRを見る限りでは、コースは素晴らしいコースであった。ジャンセンの足が長かったため、低いと判定されたのだろう。捕手が捕球した高さは、確かに低そうではあったが、ホームベース上ではどうだっただろうか。ストライクと言われても何ら不思議はないボールで先制点を奪えたのは、ラッキーだったと言えるだろう。
この判定が試合で一貫していれば何も問題ないのであるが、ジャンセンの2打席目の判定には疑問であった。
ジャンセンは2打席目に三振に終わったのだが、その最後の球、外角低めのストレートにストライク判定となった。このボールは押し出し四球となった最後の球と同じ高さのように見える。これがストライクなら、押し出し四球のボールもストライクである。審判に助けられるというのは釈然としない。
ただ、追加点の森の2本塁打は素晴らしいの一言である。押し出しの1点だけで勝利したわけではないので良しとするべきだろう。