2022年7月30日 ソフトバンク戦
與座が今季のライオンズの初完投勝利をもたらした。
與座自身はプロ初完投勝利を完封で飾った。ヒットは7本打たれたものの3併殺で要所を締めた。無四球完封で與座はチームトップの8勝目を挙げた。
投打がかみ合った試合
ライオンズ打線は初回に先制し、2回、4回に追加点を奪った。お得意の一発による得点ではなく、全てタイムリーヒットによる得点であった。オグレディを除く先発メンバーが安打を放ち、打線がつながった試合となった。
この展開を作ったのは、與座の投球であろう。2点をもらった初回はピンチを招いたが併殺で切り抜けると、テンポのいいピッチングで大きなピンチを作ることなく、試合を有利に進めた。
最大のピンチは8回2アウトからの三塁打であったが、100球間近でも冷静にピンチを凌いだ。ベンチに戻ると辻監督と話し首を横に振っていたため、降板かとも思われたが、9回もマウンドに上がり見事に三者凡退。
ここまで完投がなかったライオンズであるが、まさか與座が完投一番乗りになるとは思ってもいなかった。高橋や今井は何をやっているのか。登板過多の中継ぎを休ませることができた與座は最高のピッチングであった。
気になる愛斗
バットを短く持つようになってから打撃の調子上がってきた愛斗であるが、最近は追い込まれるまではバットを長く持つようになっていた。
しかし、バットを長く持つと大振りになり空振りが増え、結局追い込まれてバットを短く持つ場面が多くなった。
昨日の試合では4打席全て追い込まれた打席であった。今日の試合でもヒットを放った2打席目を除き、1打席目、3打席目で追い込まれてからバットを短く持つ打席となった。
バットを長く持って打てなかったのに、なぜ打てなかったスタイルに戻すのか全く理解できない。そんなに大振りがしたいのだろうか。
ただ、4打席目からは初球からバットを短く持つスタイルに変えた。結果は三振であったが、バットを短く持ってコンパクトに振るスタイルに戻すべきである。明日からの愛斗のバッティングには注目したい。