今年の秋山は少し違う
2016年のペナントレースが開幕しましたが、秋山の様子が去年とは違うように見えます。
出塁にこだわる
去年216本の日本記録を樹立してしまったせいで、打撃に関して、今年はかなりプレッシャーがあることでしょう。
それにもかかわらず、秋山はヒットを欲しがらずここまでボールをよく見ています。去年もボールをよく見ていましたが、今年はそれ以上のように感じます。
開幕戦ではなんと猛歩賞(四球3つ)です。
ボールをよく見るようになった結果、ヒットの数は増えないかもしれませんが、四球の数が増えるでしょう。
四球を増やして、今年こそは首位打者を!
さらに、四球が増えれば出塁率が上がります。一番バッターとしての最高の役割ですね。秋山らしいチーム貢献だと思います。
コンパクトに振り抜く
開幕2戦目の第3打席では、バファローズのルーキー赤間に対して3ボールと有利なカウントにした後に、ストレートを狙いコンパクトに振り抜いています。
秋山は以前「マン振りしなくても芯に当たれば飛ぶことが分かった」という趣旨の発言をしていました。
ビハインドの場面で、力いっぱい振ることなくストレートを確実に芯に当てるように振った結果、右中間への二塁打です。打つべくして打ったヒットだったと思います。
よりチームの勝利にこだわった最高のバッティングです。
感情表現の積極性
最後の変化点は、感情表現です。
秋山と言えば、はにかみながら喜ぶマジメな青年です。どちらかと言えば、おとなしい選手だと思います。
ところで、開幕戦サヨナラヒットを打ったメヒアに真っ先に飛びついたの誰でしょう?
そう、秋山だったのです!
ランナーとしてホームベースを踏んだわけでもなく、ベンチから飛び出した選手の一人でした。
これまで秋山はそんなに積極的だったでしょうか。
開幕戦で最も印象的なシーンでした。
ちなみに、2番目に飛びついたのは熊代でした。こちらは納得です(笑)
今後も変わった秋山から目が離せません!