【日本ハム14回戦】痛い併殺でチャンスを潰し9連戦初戦は黒星

2022年7月16日 日本ハム戦

オールスター前の前半戦最後の山場9連戦が始まった。初戦は先発高橋光成が1失点の好投ながら、打線が振るわず完封負けを喫した。

勝てば首位に立つライオンズであったが、エース高橋で痛い星を落とした。

痛い2併殺でチャンスを潰す

1つ目の併殺は5回、先頭の外崎が2塁打で出塁したが、続くジャンセンのライトフライにタッチアップして三塁封殺となった。相手の守備をほめるべきプレーであった。

一方で、2つ目の併殺。7回1アウト2,3塁で山田のセカンドライナーに3塁ランナー長谷川が戻れずチャンスを潰した。

この場面、1アウト1,3塁から山田の初球セーフティスクイズが決まらず、3球目に1塁ランナー山野辺が盗塁して2,3塁となった。そして、問題の場面、日本ハムの前進守備に対して山田のライナーで長谷川は三本間で立ち止まり帰塁できなかった。

ベンチのサインは、ゴロゴーだったのだろうか、ギャンブルスタートだったのだろうか。

ゴロゴーであれば、飛び出した長谷川の判断ミスである。一方で、ギャンブルスタートだったとしても、長谷川は三本間で止まらず本塁まで走り抜けるべきである。いずれにしても長谷川の中途半端な判断であると言わざるを得ない。

何故大事な3塁ランナーを代走長谷川にしたのか、1,3塁になった時点で3塁ランナーはオグレディ、1塁ランナーはジャンセンであった。そして、最初に3塁のオグレディにだけ代走を出したために3塁ランナーは長谷川となった。

逆転のランナーであり、2塁フォースプレーを防ぐためにも1塁ランナージャンセンは当然代えるべきであった。しかし、1塁ランナーに代走山野辺が送られたのは山田の1球目の後であった。1塁と3塁に同時に代走を出していれば、3塁山野辺、1塁長谷川にできたはずである。

山野辺であれば山田のライナーに戻れていたかは分からないが、少なくとも長谷川よりは代走の経験も豊富であり、判断は優れているはずである。ベンチの代走を出す判断が遅れてしまったために潰れたチャンスであった。

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