2022年7月13日 ロッテ戦
4失策で敗戦となった前日の試合から、源田や増田にコロナウイルス感染により離脱して苦しい戦いが予想されたこの試合であったが、投手陣の踏ん張りで完封勝利を飾った。
先発を1回飛ばしたエンスは制球に苦しみ、5回を投げるのがやっとであった。しかし、5回を無失点で抑えたことが大きかった。
オグレディのホームランの1点を守るべく、中継ぎ森脇、本田が踏ん張ると、7回裏には貴重な追加点となる古賀のタイムリーが飛び出し、8回には1軍に戻ってきた山田のタイムリーヒットで追加点を挙げた。
増田が不在の勝ちパターンは8回水上、9回平良が抑えてゲームセット。前日の厳しい敗戦から一夜で白星を取返し、貯金を今季最大タイの6とした。
勝つには勝ったが
信じられないプレーがあった。7回裏、待望の追加点を挙げ、滝澤がつないでなお1アウト満塁のチャンス。
ここで1番長谷川が2球で追い込まれると、4球目にバントを試みた。3塁走者オグレディはスタートしておらず、投手前に転がった打球は本塁で悠々とフォースアウトになると、1塁に転送されてダブルプレーとなり、一瞬にしてチャンスを潰した。
中継で写った辻監督の表情を見ると、おそらくスクイズのサインは出していないだろう。
満塁の場面、フォースプレーであるがスクイズを敢行すること自体は否定しない。ただ、追い込まれた場面でのスクイズはありえない。長谷川のサインミスであろう。流れを一瞬で手放してしまうようなプレー、そのようなプレーをしてしまう野球脳には唖然とするばかり。
この日、巨人の中田がエラーをした直後に交代となったそうである。懲罰交代というのは個人的にはあまり好きではないが、大きなミスをした長谷川のような若手であれば、交代させてベンチ裏でプレーを確認することも必要ではないかと思う。
連日1番で起用されている長谷川であるが、大して結果を出していない状況では、上がってきた呉や山田をスタメンに起用すべきである。
コメント
今井投手が、いよいよ本格化するかもである。松沼兄の解説通り、フォームがしっかりと固まり凄みを持ち合わせた良い投げ方に見えました。心技体が充実しているように見えるし、一機にエースに登り詰めて欲しい。高橋投手と切磋琢磨しチームを引っ張って欲しいものである。敢えて言わせていただければ、平良先発転向で3本柱を形成願いたい。この3本柱が出来てこそ、日本一が見えると感じます。