【ソフトバンク10回戦】増田が逆転打を浴び、連勝は5でストップ

2022年7月2日 ソフトバンク戦

5連勝中のライオンズはソフトバンクの選手のコロナ感染により1試合中止となり水を差された格好となり、5連勝の勢いそのままに連勝を伸ばすことはできなかった。

先発スミスは4月以来の登板。初回にあっという間に先制を許したが2回以降は、相手打線の早打ちにも助けられて省エネピッチング。ひさびさの1軍登板であったが、6回72球1失点の好投であった。

打線は3回に復調した森のタイムリー2塁打で同点に追いつくと、終盤8回に源田の今季1号で勝ち越した。

7回以降は水上、平良、増田の勝ちパターンが登板し逃げ切りを図ったが、最終回に落とし穴があった。増田が3安打を浴びて逆転を許して敗戦となった。

森が完全復調

バッティングに苦しんでいた森であるが、ようやくここに来て復調してきた。

3試合連続マルチヒットで、森らしい反対方向への打球も増えている。サイクルヒットがかかった先日の試合の第4打席では「レフト前」を狙っていたとコメントした森であるが、レフト前を狙い続ければ好調な打撃はこのまま続くことだろう。

長谷川が支配下登録、即スタメン出場

育成の長谷川が支配下登録され、9番センターでスタメン出場を果たした。

記者会見ではトリプルスリーを狙いたいという趣旨のコメントをしてが、初出場ということを割り引いても、バッティングに関してはあまり期待できるような感じは受けなかった。

ライオンズの若手によくみられるボール球に手を出しまくるタイプでないだろうか。今後のバッティングを注視したい。

残念な増田劇場

防御率0点台の増田が久々に失点をした。打たれること自体は仕方がないことであるが、1点差の登板で同点にされたとしても、逆転は防げた可能性があっただけに残念である。

9回1アウト2,3塁からのピッチャーゴロを捕球した増田は飛び出した3塁ランナーを3塁方向に追った。

2塁ランナーはすでに3塁に到達しており、3塁ランナーを3塁まで追い込めばそのままタッチしてアウトにできたはずである。しかし、なぜか増田は3塁に送球し、3塁ランナーが挟まれる間に打者走者が2塁へ進んだ。

増田が追い込んでタッチしていれば、2アウト1,3塁だったはずが、増田の守備によって2アウト2,3塁になり逆転につながったわけである。投球だけでなく、9人目の野手と言われる投手も守備をきっちりこなさないと上位進出は難しくなる。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。