2022年6月19日 オリックス戦
2度目のノーヒットノーランを喰らった次の試合、最近好調であった先発與座が乱調。制球が悪く毎回ランナーを出すピッチング。
球数も多く、4回に味方打線が逆転すると、あっさりと降板となった。與座は4回92球で先発の役目を果たしたとは言い難いが、2失点でとどめると、5回以降は、佐々木、本田、水上、平良、増田が1イニングずつ無失点リレーで1点のリードを守り切ってゲームセット。
2番手の佐々木健がプロ初勝利を挙げた。ライオンズはノーヒットノーランを喰らったものの、リーグ戦再開初戦は3連戦を勝ち越して終えた。
貧打は続く
逆転で勝利を挙げたものの、打った安打はたったの3本であった。辻監督は交流戦終盤で打撃の調子が上がってきたとコメントしていたが、リーグ戦再開してみると3連戦で11安打である。貧打はいつまで続くのだろうか。
ただ、森の逆転の2点タイムリーはいい打撃だったように見える。森の調子が良いときはショートの頭を超える打球、左中間を破る打球が多いが、この試合のタイムリーヒットはショートの頭を超える打球であった。
一方で、森の調子が悪いときはひっかけてセカンドゴロである。森の3打席のうち、タイムリーヒットの以外の2打席はひっかけたセカンドゴロである。森の調子が上がるのはもう少し時間がかかるかもしれない。
コメント
明日、先発予告の松本投手に注目する。短期間で投球の質が上がるとは思えないし、大きな期待はストレスを生むだけのように思えます。球団が描く成長期待曲線が大きくずれている様である。変化球(カウント球、勝負球)の習得が見られず、低めへの制球も覚束ない状況であり、スタミナを温存しないで真っすぐで押せる中継ぎがベストだと思います。勿論低めへの制球は絶対条件である。彼に対する評価は、大体共通している様であり、逆に、この評価を黙らせるぐらいの快投を見せて欲しいものである。
渡邊優太朗投手は、今一度原点回帰すべきです。早道を選択しすぎたと見ます。今後、陸上選手として走り込み中心で、体力強化、筋力強化、脂肪絞り込みで体質改善が必要である。現状、1軍でも2軍でも通用していない。球の強さ、切れが足りないし制球もアバウトである。極端に言えば、下でも出場せずに体力強化に励むべきである。投げたい、マウンドにたちたい気持ちを封印することが、数年後のブレイクに繋がるような気がします。球団も中途半端で終わらせるより時間をかけてでも再デビューを後押してもらいたい。縦のスライダー、スプリットと彼なりの武器は持ち得ている。後はその質である。甲子園、ドラフト指名というプライドを捨ててこそ次のステージがありそうな気がしてならない。急がば回れである。まあ、要らぬお世話であるかも。
松本投手、お見事でした。要らぬ苦言失礼しました。なんと言っても、テンポが良かった。変化球に磨きをかけてグレードアップを目指してください。次回、日ハム戦も大いに期待します。さあ、明日の怪物に如何に対峙するのか注目したい。勝てば、乗って行けそうだが………。