【巨人1回戦】哲のおかげ!3点ビハインドをひっくり返し、逆転で連敗ストップ

2022年6月7日 巨人戦

ようやくライオンズの連敗が止まった。6月になって初勝利で連敗は5であった。

先発の佐藤は相変わらずの内容で、制球が悪く、これといった決め球もないため、球数が嵩むピッチング。先制点をもらった直後に逆転を喫し、4回84球で先発の責任を果たせずマウンドを降りた。

5連敗中は1試合平均2得点の打線が3点ビハインドをひっくり返すのは困難かと思われたが、4回に1点返して2点差とすると、6回に若林のタイムリーで一気に逆転した。続く7回にもオグレディの2点タイムリー2塁打で加点すると、8回には森の今季1号でダメ押しの2点を奪った。

佐藤が降板した後は、ビハインドでの宮川が2イニングを踏ん張り今季初勝利。水上、平良、ボーが無失点リレーで試合を締めた。

打線が7得点

若林のタイムリーで逆転し、オグレディのタイムリーで突き放した打線が9得点を挙げ、ようやく貧打解消とはなったが、ただやはり課題はヒットが出なくても得点を着実に挙げていくことである。

愛斗はバットを短く持って打撃の調子が上がってきたが、得点圏では全くダメである。7回1アウト2,3塁の場面、大チャンスにも関わらず、愛斗にとってはピンチなのだろうか。最後は外角のボール球に手を出して三振。ランナーがいない場面では、いいチャンスメークができている愛斗であるが、明らかに打ち気にはやりすぎである。

技術的な面だけでなく、精神的な面を鍛える必要があるだろう。

一方で、いい活躍をしているのが若林だろう。4打席目に逆転のタイムリーヒット。3三振の後であったが、きっちり振り切り強い打球で一二塁間を破った。精神面でも愛斗より数段上のものを持っているのではないだろうか。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    全く、筆者に同感です。若林選手の面構えが良い。ここぞという時の打ち気が良い。少々ボール球でも行くと決めたら迷わず振り抜ける精神的な強さを見せつけられました。頼もしい1番が戻ってきた。コンディション管理に十二分に気を付けて残りのシーズンを乗り切って欲しい。一方、ここぞの時に、受け身に回る愛斗選手であるが、今しばらく時間がかかりそうである。ただし、どん底から250近くまで戻してきた姿勢(バットを短くもつ)を評価してあげたいし、年齢も近いのでお互いに切磋琢磨してチームの中心選手として活躍して欲しいものである。

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