2022年5月22日 日本ハム戦
先発エンスが好投し、ライオンズの連敗を止めた。
普段のエンスは、球が高くコントロールもイマイチで四球を多発するピッチングであるが、この日のエンスは無四球。コントロールもよく、先日の日本ハム戦に続いて無四球でマウンドを降りた。7回81球無失点で完封できるペースであったが、平良、増田とつないで完封リレーを飾った。
点を奪えない打線は10安打放つも奪った得点は3点のみであったが、投手陣のがんばりに助けられて連敗は5で止まった。
つながらない打線
初回こそ4本のヒットで2点を奪ったが、ノーアウト1,2塁から3番愛斗がバント失敗。今季バント失敗は何度目か。打線がつながらないのに、バントまで失敗していては攻撃にならないだろう。経験の浅い選手を使う以上、バントを多用せざるを得ないのであるから、もっと真剣にバント練習をするべきである。
その中で、打撃で光ったのはルーキー滝澤である。4試合連続安打で、プロ初の3安打猛打賞のオマケ付きである。3安打は全てストレート。高校を出たばかりのルーキーがプロの変化球についていけないのは仕方ないが、変化球は打てなくてもストレートをきっちりと弾き返す技術は素晴らしいものがある。
1番が固定できない状況ではあるが、簡単に滝澤を1番に起用するのではなく、2番や9番でじっくりと育ててほしい。源田が復帰すると、ショートは源田になるだろうが、中村が出場しない試合では3塁が空いている。滝澤をサードで起用することはできないだろうか。今後の期待が高まる活躍であった。
コメント
アウェイでの交流戦では、DH制が使えないので選手の起用が課題となる。金子選手の離脱もあり、いっそのこと、外崎選手を外野で起用することも一考である。中村選手のスタメン落ちが怪我なのか、疲れを考慮してのものか不明であるが、中村サード、セカンド呉も
あり得る(呉選手のレフト、サード起用も)。例年、交流戦から流れが変わることは多々あり、それこそ首脳陣の采配の妙が問われることであろう。とにかく、現状ではベストに近い打線を形成できそうであり、ドラゴンズ3連戦に注目し期待したい。