2022年5月7日 日本ハム戦
GW最終日、ライオンズはエンスの無四球の好投、山川の2打席連続弾で勝利した。
1回に山川の2ラン、3回に山川の3ランで試合を優位に進めると、5点を奪った直後に1点を返されたものの、エンスが6回1失点の好投。コントロールが悪い印象のエンスであるが、この試合では無四球の好投であった。
エンスを継いだ本田、平良、増田が無失点リレーでリードを守り、ライオンズは日本ハム3連戦を勝ち越しで終えた。
山川サマサマヤー
1打席目、2打席目ともに初球を仕留めてたった2球で5打点を叩きだした山川である。山川が打てば負けない不敗神話は継続中である。
一方で、本塁打以外で点が取れず、酷い拙攻は相変わらずであった。3塁までランナーを進めたのは2回、4回、5回、7回と4イニングあったもののいずれも無失点。そのうち3度は1アウトで3塁にランナーがいたにも関わらず無失点である。
山川に助けられて勝利を収めたものの、山川がいつまでも本塁打を量産できるとは限らない。必ず止まる時期がやってくるだろう。その時にどうやって得点するのか、大きな課題である。
コメント
本日、水上投手が対外試合で登板しており、復帰の目途が立ったのは朗報です。早ければ、来週末の楽天戦からか遅くともその次週のソフトバンク戦からの復帰を期待したい。彼が復帰することで、勝ちパターンの7回は本田投手との両輪で現状ベスト配置である。またここに、宮川、佐々木が加われば、スミスと今井の復帰まで何とか臨戦態勢は整います。当分の間、13か14名の投手登録でしょうが、かなり競争が厳しいものとなるであろうし、首脳陣の判断も過去の実績に拘らず球の質等々で判断してもらいたい。一方、打撃に関しては、低いレベルでの競いであり、川越選手にも機会を与えて欲しい。若林選手は、一日でも早くとは思うが、極端に言えば今シーズンはリハビリ期間として割り切るのもありと思います。総じて、若手野手陣の共通弱点は、甘い選球眼である。このことは、日ハムの若手にも見られ、総じて、ボールを見極め、狙い球を絞りバットを一閃することがいかに難しいものか、またここを超えなきゃこの世界で生き抜くことができないということであろう。勿論、それなりに打席に入っているのだろうが、どう見ても狙い球を絞って対応しているように見えないのが何とももどかしく見えてならない。極端に言えば、球種を絞らず『甘い球を狙い撃ちます。コーナーに決められたら、打ち損じたらすみません』ぐらい開き直ることも大事かと。
育成野手の助っ人を獲得したとの情報が入った。各球団の助っ人を見ると、契約金額の大きな差があるものの、これは凄いといったレベルの選手は印象にありません。特に野手の助っ人はなかなか期待通りとはいかないようである。西武には資金的な制限もあろうが、このような形でのチーム強化も選択肢の一つと言えるかも。ビデオでは、当たれば凄いが中々当たらないレベルであろうが、可能性に期待したい。ただ、通訳募集でスペイン語通訳を募集していたところをみると、かなり前から入団交渉を実施していた可能性もありそうで、結構期待できるかもです。森選手の打撃練習再開の情報もあり、なんとか臨戦態勢に入れそうな予感も。
11日の先発から松本投手が外された(驚きました)。2週続けてのホークス2連戦であり、これで與座の沖縄凱旋登登板は先発となりそうである。粋な計らいをするんですね、辻監督。ただ、二人の前回登板を比べれば、当然と言えば当然であり、與座投手へのご褒美起用であろうがここが踏ん張りどころである。一方、松本投手は交流戦が始まるまでは、中継ぎ登板となりそうである。松本投手はとにかく勝負球の変化球を習得して欲しい。フォークは高めに浮く確率が高く、球速もかなり落ちますので、打者もなんとか対応するし彼の勝負球にはならないと思います。切れのある真っすぐと初速が変わらない球、速球と同じ腕の振りでスプリットを投げることが出来れば、打者にとっては一番鬱陶しい球になりそうである。チーム内では、高橋投手の持ち球ではなかろうか!高橋投手にとって速いフォークかも知れないが。ここ一点です。
松本投手は発熱の影響と、雨で中止になった隅田投手をスライドさせられるので、1回先発を飛ばすのではないでしょうか。
発熱での先発回避であったのですね。納得しましたし、辻監督らしくないとは思ってました。ただ、PCR検査が陰性でも今後コロナの可能性があるし、状況によっては蔓延の恐れが心配です。