2022年5月3日 ロッテ戦
先発のルーキー佐藤が粘った。コントロールがイマイチで3回に先制点を奪われたが、直後に山川の技ありの本塁打で逆転すると、さらに山田の適時打で追加点。しかし、直後に佐藤が自身のエラーもあって失点。
コントロールも点の取られ方もよくなかった佐藤ではあったが6回まで1点差を守ると、7回以降は本田、平良、増田の無失点リレーで試合を締めた。
ルーキー佐藤は2勝目。ライオンズは連勝で勝率を再び5割に戻した。
佐藤を救った打撃陣
山川の逆転本塁打はさすがのバッティング。体の回転だけで打ったインコースのボールは高々と舞い上がり、ライトポール際に飛び込んだ。山川のパワーと技術があってこその素晴らしい本塁打であった。
そして、お立ち台に上がった山田のバッティングである。今季は明らかに強い打球が増えている。この試合のタイムリーヒットも完璧にとらえた当たりであった。ただ、2アウトで2塁ランナーが生還したが、バックホームの際に山田は2塁を伺えなかっただろうか。山田は調子に乗らないことが重要である。
一方で、打撃では貢献できなかったのが今季初スタメンとなった高木渉である。3打席3三振で結果を出せない若手陣は相変わらずであるが、4打席目には4点目につながるバントを決め、守備では右中間へのフライに対してスーパープレーで併殺を奪ったことは評価していいだろう。
鈴木に代わって昇格させた高木にどれだけチャンスを与えるのか、もう少し見てみたいところである。
コメント
松本投手の相も変わらずのあか抜けない投球です。こんなもんでしょう。以上。
松本投手を観ていて、魅力は真っ直ぐの切れであり、もう一つは体力で酷使にも耐えられそうに見えてならない。もちろん、勝利のパターンでの中継ぎが一番適しているように思えます。1イニングなら真っ直ぐだけでも行けそう。ひょっとしたら、抑えも行けるかもである。私なら、来シーズンであるが、平良と彼を配置転換します。多分、彼は不器用で今後もこの世界で生き抜く変化球の習得は難しい気がしてならない。豊田コーチも先発投手から抑え転向で輝いた投手である。一考の勝ちありと思うが如何か⁉️
與座、本田両投手がチームの窮地を救った。辻監督は、この両投手に厳しく当たってきたが、結局この二人に助けられているのが痛快である。特に與座投手は今年ストレートの速さが増しているし、今日も松本投手の無様な投球による敗戦の後で、プレッシャーのかかった中での投球(無四球)は期待通りのものであった。両投手とも新しい自分の立ち位置を離さずに突っ走って欲しいし期待しています。実際、インタビューの受け答えもしっかりしており、ひょっとしたら化ける可能性大かもしれない。