2022年4月21日 楽天戦
昨季防御率最下位だったライオンズ投手陣が好調。3試合連続完封勝利で3連勝を飾った。
先発高橋光成は散発4安打で8回まで投げ94球無失点で降板した。完封する余力もあっただろうが、9回は平良が登板、最後はうなりを挙げるような157km/hのストレートで浅村を見逃し三振に抑えて完封リレーを完成させた。
貧打の打線は、山川が復帰後初のホームランと押し出し死球で2打点。途中出場の山田が執念の内野安打で1打点を挙げた。
1996年のユニフォームで臨んだライオンズクラシック2022の初戦を幸先良い勝利で飾った。
先発高橋
8回94球無失点は内容的には十分であったが、何度か怪しい場面はあった。特に楽天1番の西川には投げにくいのか1,2打席目で連続して四球を与えると、3打席目は西川のスイングに助けられたが、あやうく3つ目の四球を与えるところであった。
さらには、1回、4回、6回、7回と8イニングの半分のイニングで先頭打者を出してしまった。今日の高橋の好投は野手の守備が生み出したと言っても過言ではないだろう。
1回には柘植が盗塁を刺し、4回には源田の攻守で併殺を完成させた。6回にも柘植が盗塁を刺したが、柘植の2塁への逸れた送球を外崎が素晴らしいタッチで盗塁を刺した。守備に助けられる投球ではなく、次の登板では野手を助ける高橋の投球を期待したい。
バッティングがよくなってきた山田
ベンチスタートの多い山田であるが、途中出場から回ってくる打席でのバッティングは昨季よりも向上しているように見受けられる。
まだまだボール球に手を出す場面が目立つバッティングではあるものの、この試合ではボールを見送り、ファーストストライクを三遊間への内野安打を放ち値千金の3点目を挙げた。この場面、山川の押し出し死球のあと1アウト満塁で呉がサードファールフライで追加点が奪えなかった中、山田のバッティングがチームを楽にした。
中村が全く打てない状況で、山田を3塁スタメンで起用してもいいのではないだろうか。
コメント
初回に最高の外角低めのストレートを、ボールと判定されて一つのリズムを作ることができなかった。ボディに効いていたかも。この球審(秋?さん)は、このような判定ミスを多発するし気を付けなくてはならない。審判も機械じゃないから。これも一つの学習である。(登板日の球審は頭に入れておかねばならない。)球自体は少し荒れてたように見えたが、4回は少し球をそろえ過ぎた感ありでした。逆に荒らしさで的を絞りにくいままで良かったかも。ここを切り抜ける力が捕手の役割であろうが(ストライクを欲しがるなよ。鈴木選手は真ん中付近は何でも振ってくる状態で、真っすぐ?はないだろう。落ちる球系には全くタイミングは合っていなかったし。)、柘植にしろ牧野にしろ経験値があまりに乏しいので責めることはできない。この負けは割り切ることだろう。今日のエンスこそ、早めの継投を考慮すべきで首脳陣の采配に期待します。瀧中投手を攻略していないのが不安である。結構、苦労している。