【ソフトバンク3回戦】長い連敗のトンネルを抜けたライオンズ

2022年4月10日 ソフトバンク戦

ライオンズの連敗がようやく止まった。

初回にオグレディの来日本塁打で先制すると、2回にも1点を追加し、5回には連打で3点を奪ってライオンズは試合を優位に進めた。

来日初先発のエンスが5回無失点で抑えると、平井、水上、平良、佐々木のリレーで完封勝利を飾った。オグレディ、エンス、牧野がお立ち台に上がったが、ジャンセンに代わって1塁スタメン出場し3安打、トリプルプレーを完成させた呉念庭が連敗ストップの立役者ではないだろうか。

先発エンス

初登板初勝利を挙げたエンスである。5回被安打1で無失点という結果だけ見れば好投といえるかもしれない。あくまで個人的な感想ではあるが、印象は全く逆である。

コントロールは悪いとは言わないまでも決して良くはない。はっきりとしたボール球が多く、4四球を与えた。さらには、決め球がなく、粘られる場面も見られた。

5回ノーアウト1,2塁のピンチをトリプルプレーで凌いだものの、自滅直前の綱渡りのピッチングであった。次の投球を見てみないと分からないが、今後の登板は多少心配である。

1点を取る野球はどうなっているのか

2回牧野のタイムリーで1点を奪った後、なおもノーアウト1,3塁であったが、愛斗、源田、鈴木が内野ゴロ3つで追加点を奪うことはできなかった。

愛斗、源田であれば、セーフティスクイズなどがあってもよさそうではあったが、ただ打たせて内野ゴロ無得点。

さらに、6回にもノーアウト1,3塁のチャンスで鈴木が内野フライを打ち上げた。その後、ダブルスチールでなんとか1点を奪ったものの、結局この1点のみであった。

5回には連打で点を奪ったが、連打で得点できるのは策も要らず当たり前である。タイムリーが出なくても得点を奪える野球が必要である。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    源田キャプテンがもがいている。チーム事情があることにも大きな影響を受けていようが、今日の勝利でその呪縛から放たれることを願います。そんな彼に、ただ一つ注文をしたい。条件打撃である。確か、今日も一死一塁での打撃の場面があった。ここは、どんなことがあっても1.2塁間を抜く打撃に徹して欲しかった。彼は、初球の外角の球に、何となく条件反射的にバットを出したように見えて、最終的にはただ当てるだけのレフトフライで終わった。ここは、徹底して引っ張れる球を打ち損じなくという強い意志で臨んで欲しかった。新人時代から、あの華麗な堅実な守りで270という打率を残した選手であり、敢えて言わせてもらえばここである。期待したい。

    • Mr.H より:

      おっしゃる通りですが、源田に限らずそこまで考えて野球をやっている選手はチームにいないように見えますね。コーチの仕事とは何なのか、と思ってしまいます。

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