【ソフトバンク2回戦】好投の隅田を見殺しにして12回ドロー

2022年4月9日 ソフトバンク戦

7連敗中のライオンズ、先発のルーキー隅田が孤軍奮闘のピッチングであったが、貧打線がまったく振るわず12回ドロー。連敗を止めることはできなかった。

隅田は6回2/3を首位の好調ソフトバンク打線を4安打に抑えて無失点。ソフトバンクの東浜も同じく6回2/3を2安打無失点であったが、首位のソフトバンク打線を抑えるのと貧打のライオンズ打線を抑えるのは全く意味が違うといえる。

連敗は止められなかったものの、隅田の投球には感動した。不甲斐ない先発が多い中、これからは隅田を中心にローテーションが回っているのではないだろうか。

采配の是非

結果論にはなってしまうが、采配には多く疑問があった。まず、4番外崎には疑問である。他に打っている打者もいるわけでもないが、結局外崎は3三振、1併殺の大ブレーキであった。

理由は分からないが、この試合は外崎にかけたのかもしれない。それが9回2アウトからヒットで出塁した中村への代走であろう。12回までにもう1打席回るが、中村を下げてしまった。打線が好調であれば、9回2アウト1塁で中村に代走を出してもいいと思うが、結局外崎は高めのボール気味の球に手を出して三振。

そして12回には山田が四球で出塁して、替えていなければ中村の打順であった。中村も打っているわけではないが、やはりサヨナラの場面でホームランがある打者の方が投手は嫌であろう。そのあとの展開は言うまでもない。

継投でいえば、12回は佐々木ではなく平井続投でよかったのではないかと思う。佐々木はワンポイントで抑えたものの、打者中村という点を考慮しても、安定感という点では佐々木より平井ではないだろうか。

あとは、ジャンセンであろう。現状の打撃では起用する必要性が全く見当たらない。

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