【オリックス3回戦】6点差をひっくり返しオリックスに大逆転勝利

2022年3月27日 オリックス戦

1勝1敗で迎えた開幕カードの3戦目、先発は期待の渡辺勇太朗であったが、愛斗のミスもあり初回から失点を重ね、3回で6点を失ったところでKOとなった。

打線は3回までパーフェクトに抑えられ、一方的な展開になるかと思われた試合であったが、3回以降はリリーフ陣が無失点で踏ん張り試合を作る間に打線が奮起した。

5回に栗山のタイムリー2塁打で1点を返すと、6回に山川の2試合連続弾で1点差に詰め寄ると、8回には森のタイムリー2塁打でとうとう6点差をひっくり返した。

最終回は増田が締めてゲームセット。6点差をひっくり返す大逆転勝ちでライオンズは2勝1敗で開幕カードを終えた。

先発の渡辺勇太朗

先発の渡辺は緊張もあってか初回から制球が定まらず失点を重ねた。

初回はノーアウト1,2塁で済んでいたところ、愛斗のエラーでノーアウト2,3塁のピンチ。2回には愛斗の守備であれば捕球できた可能性のある打球を、愛斗が転倒して3塁打となり失点を許した。

愛斗の2つのミスがなければ、1,2回での4失点はもしかしたら無失点あるいは1失点で切り抜けていた可能性もあっただけに、渡辺の出来が悪かったとは言え、守備に足を引っ張られた形になってしまった。

ただ、渡辺の制球が悪かったのは事実であり、次回の登板でのリベンジに期待をしたい。

価値ある逆転勝ち

9番源田からチャンスを作って4点を奪った6回の攻撃に、8回には集中した森の逆転打は非常に評価できる攻撃であるが、この逆転劇を生み出したのは間違いなくリリーフ陣の投球であった。

4回佐々木、5回水上、6,7回宮川、8回平井、9回増田が無失点で打たれたヒットはわずかに1本であった。特に1点差に迫った7回の宮川のピッチングが光ったのではないだろうか。回跨ぎとなった7回には球審の判定に助けられた部分もあるが、2三振で三者凡退で抑えたすばらしい内容であった。

リリーフ陣の活躍とともに、リリーフ陣を無失点で導き最後に逆転打を放った森は最高の活躍であった。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。