2021年7月10日 楽天戦
5連敗中のライオンズが苦手の楽天相手にようやく連敗を止めた。
先発今井の好投というよりも、楽天先発涌井の乱調で勝たせてもらった内容であった。その今井は7回1失点ながら、8四死球である。特に6回と7回には2死から連続四球。7回は3四死球であった。
今井がなんとか1失点に抑えて、涌井から序盤に奪った6点を守り切り、ギャレットが失点したものの、最後は平良が締めて6-2で久しぶりの勝利を飾った。
選手起用には疑問
連敗中はヒットが出ても得点できない打線であったが、この試合ではようやく得点を重ねることができた。しかし、スタメンに起用した選手には疑問が残る。
7番山川、8番スパンジー、9番金子である。下位打線を見ただけで絶望できるオーダーである。なぜ打撃不振の3人を並べるのか不思議で仕方がない。結局、山川は押し出し四球で打点こそ挙げたものの、3人そろってノーヒットで内容的にもほぼ見どころなしである。
2回はノーアウト満塁でスパンジー、金子が犠飛すら打てず。3回は1アウト満塁でスパンジーが再びチャンスを活かすことはできなかった。ノーアウト、1アウトで3塁にランナーがいる状況で点を奪うための攻撃ができない打者では論外であろう。
さらにスパンジーにいたっては、まずい守備でヒットにしてしまう始末である。どうせ打てないのであれば、若手陣を使った方が将来的にもいいはずである。序盤で大量リードを奪えたからよかったものの、今後もこのような起用では苦しい試合が続くことが予想される。