2021年6月30日 ソフトバンク戦
1か月ぶりの先発となった平井が大乱調。1か月2軍で何をしていたのかという内容で、立ち上がりに連打で簡単に失点すると立ち直ることなく4回7失点KOとなった。
論ずるに値しない平井の投球内容で序盤で試合は完全に決まった。またしても5割から貯金を作ることができないライオンズは、5割での試合は2分け9敗となった。
継投に疑問
平井は3回を終わった時点で6失点。エラーがあったとはいえ、打たれ過ぎ、失点しすぎである。試合を諦めていないのであれば、4回から平井を替えるべきであったが、続投した結果さらに失点を重ねた。
4回が終わり、5回の攻撃で源田には代打山田が送られた。先日の死球の影響を考慮したのかもしれないが、5回で源田を交代させるということは試合を諦めたと言えるだろう。
試合を諦めたのであれば、5回から田村を登板という継投には疑問である。平井は4回87球であり、まだスタミナはあっただろう。中継ぎを温存するのであれば、平井を6回くらいまで引っ張ってもよかったはずである。
一方で、他のことを試すのであれば、水上、渡邊のロングリリーフである。打たれてもソフトバンク打線の勢いを止められなかったと言えるが、打線の勢いを止めればロングリリーフとして使える目途がたつ。要は失うものは何もないのである。
平井と同じく1軍に昇格してきた田村を使ってみたいという意図も理解できないことはないが、大きな点差を付けられたのであれば、思い切った采配をするべきだったと思う。結局、水上と渡邊は1イニングづつ登板し無失点だったが、中途半端な起用となったことは否めない。
最後まで諦めないということも必要だが、諦めて次の試合に向けていろいろとテストをすることも必要ではないだろうか。