【楽天9回戦】松本航が好投、愛斗が岸を打ち楽天に今季初勝利!

2021年6月22日 楽天戦

先発松本がまれにみる好投。ストレートの質、コントロールともに抜群であり、8回までに投げた球数は123球。愛斗の本塁打でもらった2点を守り、楽天打線を無得点に抑えると9回に平良につないだ。

前回の登板で押し出し四球を与えた平良であったが、この試合では制球を取り戻していた。スパンジーのエラーから1,3塁のピンチこそ背負ったものの、最後の打者を1塁ゴロに打ち取りゲームセット。平良は35試合連続無失点のパ・リーグ新記録を樹立し、7セーブ目を挙げた。

投打のかみ合ったナイスゲームでライオンズは楽天に今季初勝利を挙げ、勝率を5割に戻した。

松本航が勝ち頭

被安打3、無失点の松本がチームトップの6勝目(3敗)を挙げた。8回まで投げ、ブルペン陣は多少準備した投手はいたものの、十分休養がとれただろう。

課題は、四球連発こそなかったものの4四球を与えたことであろうか。今井ほどの力のあるボールを投げるわけでもないため、四球は減らすべきであろう。

反省すべき点は守備である。8回の先頭打者銀次をファールフライを打たせたが、松本が声を出しながらも守備を途中で止めてしまった。結局、森も捕球できずにファールとなったが、投手とはいえ声を出したのであれば、死ぬ気で捕球しに行かなければならない。8回終了後にベンチで辻監督に声をかけられていたが、もっと守備の意識を高く持ってほしいところである。

とはいえ、カード初戦を勝ったこと、楽天岸に投げ勝ったことは非常に評価できる内容である。今後もカード初戦に投げることになるが、この投球を忘れず、次は完投を目指して欲しい。

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