【DeNA1回戦】効率よく得点したビックイニングで一気に逆転し、勝利を飾る

2021年6月8日 DeNA戦

先発松本は初回こそよかったが、2回以降は複数のランナーを背負うピッチング。特に2アウトからランナーを背負う場面が目立った。追い込んでも勝負球がなく球数が嵩む投球は相変わらずで、6回に2点目を失った後、四球を満塁としたところでマウンドを降りた。

5回2/3を121球、被安打11は全く褒められる内容ではなかった。ビックイニングを作って9安打で8点を奪った打線のおかげで松本には勝ち星が転がってきたが、ゲームセット後に辻監督から説教されていたように、次の先発が試金石となるのではないだろうか。

8-3で3連戦の初戦を勝ったライオンズは、ようやく交流戦3勝目を挙げた。

中村負傷か?

ビックイニングとなった4回、山川のピッチャー強襲のヒットで生還した3塁ランナー中村であるが、ホームインの際に捕手との交錯を避けるべく、おかしなステップを踏んだ結果、生還後に顔を歪めて足を気にするそぶりを見せた。

結局中村は、このイニング2回目の打席で代打金子が送られて途中交代となってしまった。つい最近まで腰の張りでスタメン出場を控えていた中村であるが、これ以上の怪我は勘弁してほしいところである。

活気づいてきた打線

先制点を取られた直後に放った同点弾の愛斗、チャンスに強い呉念庭のタイムリー、打てないスパンジーの猛打賞など打線にはいい要素が揃った。これからの打線に希望が持てる勝ちになったのではないだろうか。

一方で、中村に代わって出場した金子は相変わらずの3打数ノーヒット。特に気になったのは、9回の守備である。9回1アウト1塁からセンターフライを捕球した金子は山なりの緩いボールで内野に返球した。タッチアップするような場面でもないが、あまりに緩い返球に見ていて不安になった。

先日センター前ヒットを緩慢な返球で2塁打にしてしまった反省はないのだろうか。ただでさえ出場機会が限られている金子は、出場した試合ではどんなプレーであっても全力でプレーするべきではないだろうか。

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