2021年6月2日 巨人戦
前回ニールに代わって緊急先発で好投したダーモディが先発。立ち上がりはよかったものの、尻下がりのピッチング。
3回には3安打で1点を失うと、5回には1四球3安打でさらに1点を失ったところで3人のランナーを残して降板となった。1点リードしていたが4回2/3で勝利投手の権利目前であった。しかし、継いだ宮川がタイムリーヒットを打たれて逆転を許し、ダーモディは4失点で負け投手となってしまった。
4回までに3点を奪って有利に試合を進めたライオンズであったが、栗山とスパンジーがブレーキ。チャンスで打線がつながらず、追加点を奪えなかったことが逆転負けにつながってしまった。
岸が1番センターでスタメン
前日の試合でプロ初ヒットを放った岸が1番スタメンで起用された。2三振したものの2安打で1番打者としては十分な働きを見せた。
若林が離脱し、金子が(本来の姿かもしれないが)打撃不振で、源田がコロナで1番打者がいない中、俊足の岸はしばらく1番スタメンで出場することになるのではないだろうか。
スパンジーの起用
打撃の調子は上がらず、守備もどちらかと言えば下手な部類であるスパンジーを何故使い続けるのだろうか。打撃が好調であれば、守備に多少目をつぶっても起用する意味はあるが、打撃不振、守備イマイチでは起用し続ける意味がない。
中村が2戦連続スタメンから外れたが、どういう意図なのだろうか。結局この試合ではスパンジーが打球をはじいた間の点が決勝点となった。スパンジーが無理な守備をしてなければ同点止まりとなった可能性もあり、守備を軽視した選手起用により大きな代償を払う結果となってしまった。