【ソフトバンク10回戦】中継ぎの不甲斐ない投球から試合を決する失点を喫し敗戦

2021年5月18日 ソフトバンク戦

先発ダーモディが立ち上がりから失点。意味が分からない投げ急ぎでどんどん投げ込んで四球、被弾で2点を失うと、5回には四球から3連打で2点を失った。共に四球が絡んだ失点で6回4失点でマインドを降りた。

ダーモディを継いだ中継ぎ陣が相次いで失点し、結局8失点。現状のライオンズ打線が8点も奪えるわけもなく、2点を奪っただけであった。特に3回以降は非常に淡泊なバッティングでソフトバンク武田に完投勝利を許してしまった。

今季初本塁打の岡田

ピンチバンターでの起用が多い岡田ではあるが、この試合では守備から出場し9回に迎えた初打席で初球を振りぬき本塁打を放った。

出場機会が多くない中で、初球からきっちりと決めるのはさすがである。漫然と打席に立つのではなく、きちんと準備できていたところは不甲斐ないプレーを続ける選手たちは見習うべきである。

使えない中継ぎ

一方で、不甲斐ないプレーをしているのが中継ぎ陣である。

今季初登板となった松岡は1人のランナーを出し、2アウトを取った時点で交代となった。ヒットで出したランナーであるし、松岡の投球は仕方ないであろう。

問題は小川、伊藤である。わざわざ左右病のベンチが左打者に対して左腕の小川を当てると、左打者2人に立て続けに四球を与えたところでマウンドを降りた。小川を継いだ伊藤も同様、コントロールミスした高めに浮いたボールを打たれて5点目を献上した。

何のための登板なのか、全く準備不足と言ってもいいだろう。結局小川は1死も取れず2四球、伊藤は次の回も投げ1回1/3で4安打2四球である。

ダーモディの4失点でとどまっていれば、まだ分からなかった試合である。僅差でビハインドのゲームでこの中継ぎ陣では試合にならないだろう。結局使える投手がおらず、森脇、平良に負担が掛かることだけは避けてほしいものである。

コメント

  1. 福岡のレオ党 より:

    小川、伊藤投手は話にならない。特に伊藤投手は、依然として低めへの制球がままならず現状では戦力にはならない状態であり、150キロを超える球を投げる生きの良い育成も出現していることから、一度すべてを棄てて一からやり直すぐらいの意気込みを持たないと今後厳しい査定が下されるかも。一方、打線であるが山川選手が心配である。全くタイミングが取れていない。昨年、改造した打撃スタイル、つまり『どこからでも、いらっしゃい』スタイルは大いに賛同していた。ただ足首の怪我から、また大きくタイミングを取るスタイルに戻ったが、打撃スタイルを変えたのは間違いであったのだろうか。4番としての確実性を求めてのチャレンジであったとみていた。個人的には、2年連続本塁打王がより高い目標で打撃スタイルを変えることに『凄さ』を感じていたが・・・・・。
    今シーズン、元の打撃スタイルに戻したが、その決断が良い結果に繋がれば良いが、そう簡単にはいかない世界である。大いに心配である。

    • Mr.H より:

      伊藤は完全に技術不足で、投げっぷりだけで勝負しようとしてもプロでは通用しないですね。小川も同様に技術不足。コントロールが重要な変則左腕が登板直後に四球を出し過ぎです。ベンチが左右病なので、コントロールのいい中継ぎ左腕が欲しいですが…

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